夢の中の食べ物は食べてはいけない?地域別の解釈の違い・理由を紹介
夢の中の食べ物は食べてはいけないという噂・ジンクスがありますが本当なのでしょうか?この記事では、食べ物は食べてはいけないかどうかについて、<西洋・東洋>の言説の違いやその理由を解説します。夢の中で実は食べ物を食べてないケースも解説しているので参考にしてください。
目次
信仰に影響が出るという意見もあるから
西洋では、信仰への影響も夢の中の食べ物を食べてはいけないとされる理由です。夢の中では魂が霊界に召喚されていると考えられ、食べ物は禁じられたものを意味しています。この考えは、旧約聖書・新約聖書に記載されているものです。
夢の中での食事は、祝福を失い憎しみを生みます。不運や不名誉につながり、悪魔の精神的な奴隷だと考えられているのです。聖書の解釈はさまざまですが、そのひとつでは食べ物について厳しく言及し、神への信仰と信頼、恩恵について説いています。
また、宗教によっては夢は見た人と神だけのものだと解釈されています。夢を通して神が語りかけるという考えです。夢を神聖なものと位置づけた宗教や宗派であれば、夢の中で食べてはいけないとされるのは不自然ではありません。
夢の中の食べ物は、神からのメッセージの一部と捉える場合もあるようです。あるいは、神の意志とは関係ないとする意見もあります。夢の中の食べ物は、宗教や宗派による夢の解釈や食べたものにより夢占いの暗示が異なると捉えてよいでしょう。
実は夢の中で食べ物を食べてないケースが多い?
夢の中で食べ物を食べたとき、その味や食感を覚えていますか?味を覚えていなければ、実は食べていないのかもしれません。
食べ物を食べる瞬間は夢に映ってないケースが多い
夢の中で食べ物を食べたとしても、実際には食べる瞬間は夢に映っていないケースが多いことが書かれたレポートがあります。たとえば、以下の論文では夢の中で食べ物を目の前にしても食べてはいないことを述べています。
私の経験では、人々は夢でよく食事をしますが、実際の食事は最も頻繁に「カメラから外れた」場所で行われます。つまり、夢を見ている人が食べようとしている場面があり、ちょうど食べ終わった瞬間にジャンプカットが入りますが、食べ物や飲み物を口に入れ、味わい、噛み砕き、飲み込む瞬間の夢の記憶は非常にまれです。【2011年 Jeremy Taylor(ジェイミー タイラー)Eating in Dreams】
食べる前後の記憶はあるけれど、どのように食べ、どのような味だったのか覚えていないことはありませんか。夢の中では、食べる瞬間を見ていない可能性があるのです。
夢の中の食べ物を食べてはいけないかどうかを知ろう
夢の中の食べ物の解釈は、地域や宗教により吉凶わかれます。夢の中で食べてはいけないとされるには、社会的・宗教的背景があるようです。夢占いだけでなく、歴史や地域の思想を知るのも楽しいかもしれませんね。
鑑定歴10年、累計5000人以上を鑑定しており、恋愛全般の鑑定が得意です!西洋占星術、タロット、数秘術を特に専門としています!
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