正夢になる方法はある？人に話すのはNG？正夢にならない方法も紹介

夢診断で暗示されたという確証バイアスが働き、排反事象であるほかの3つのケースは無視してしまいます。確証バイアスとは、自身の考えである「こうあるべき」結果を裏付ける情報だけを認識し、反証事例を無視する心理状況です。

夢で見た内容と同じ状況になると、確証バイアスにより偶然であっても正夢だったと捉えてしまうのです。ただ、夢占いや夢の暗示がないわけではありません。スピリチュアルな出来事と偶然のどちらも、科学的には証明されていないのです。

また、正夢を明晰夢の観点からみると、いくつかの方法を実践すれば正夢になるとも考えられます。明晰夢とは、夢の中で夢だと気付いている状況です。夢の中の行動を意識して決められるため、正夢になりやすいといえます。

明晰夢を見るための方法は、繰り返し行うことが必要です。夢の中で指の数を数えたり、鏡を見たりと、夢の中で何かを習慣化すると明晰夢を促進できるといわれています。ただし、明晰夢は顕在意識の一部か全てが覚醒していることが条件のため、難しい場合もあります。

起きたら夢日記を付ける方法も有効です。明晰夢では、夢の中の行動をコントロールしやすくなるため、正夢にしやすいと考えられます。明晰夢を見やすくなれば、夢が正夢になる可能性も高くなるでしょう。

夢の内容を人に話さない方法には、潜在意識にある可能性を潰さない効果もあります。夢は、潜在意識にある願望やこれから起こる出来事を象徴している場合もあるからです。夢の内容を否定されてしまうと、潜在意識にもすり込まれてしまいます。

漠然と自分の可能性に気付いていても、否定されれば無理だと思いますよね。いずれにしても、正夢になる方法のひとつとして人に話さないことを覚えておきましょう。人に話さない代わりに、絵に描いて誰にも見せず大切にしまっておくのはかまいません。

正夢と関係ない場合でも、よい夢であればアクションを起こしましょう。夢で見た風景のある場所に行ったり、夢で楽しく話をしていた相手と実際に会話をしたりと、運を引き寄せる行動をするのはおすすめです。よい夢なのかわからないときは、夢診断をしてもよいでしょう。

よい夢が正夢になるのは嬉しいものですが、怖い夢や夢占いで嫌な意味を持つ夢は正夢にしたくありませんね。正夢にしない方法はあるのでしょうか。ここからは、夢が正夢にならない方法を紹介します。

ただ、夢を人に話すときは注意するべき点もあります。ひとつは悪い夢の内容を聞きたくないと感じる人がいることです。悪夢が持つ悪い運気の影響を受けてしまうと考える人もいます。夢が正夢になるのを防ぐために話す相手はしっかりと選びましょう。

正夢になるのは嫌だと感じた夢が、夢占いでは吉夢を意味する可能性もあります。嫌な夢を見たら、人に話す前に夢診断などで夢の象徴するものを確認するとよいでしょう。