伊勢山皇大神宮のスピリチュアル的な歴史やご利益！不思議体験談やアクセスも

横浜総鎮守である伊勢山皇大神宮は、港町横浜の守り神として鎮座する神社で、関東のお伊勢さまと呼ばれ、スピリチュアル的にも横浜屈指のパワースポットといわれます。まずはその歴史について解説しましょう。

天照大御神は万能のご神徳を持ち、あらゆるご利益を授けてくれるといいます。天照大御神を祀る神社として最も有名なのは三重県の伊勢神宮ですが、伊勢山の「伊勢」は伊勢神宮に由来しており、伊勢山皇大神宮は「関東のお伊勢さま」と親しまれているのです。

スピリチュアルの世界においては天照大御神は明るく温和な性格で、運気の向上や気の浄化、困難に打ち勝つ力などをもたらしてくれる神様として認知されています。

格式高い神宮として天照大御神を祀る伊勢山皇大神宮はスピリチュアル的にも強力なパワースポットであり、境内は清浄で心安らぐようなエネルギーで満たされています。

スピリチュアルなパワースポットとして知られる伊勢山皇大神宮ですが、かつては政治的にも重要な場所でした。その事実を印象付ける逸話として、伊勢山皇大神宮は日本人なら誰もが知っているある祝日の起源に関わっていたのです。

明治8年、宮内省は伊勢山皇大神宮の土地に隣接する形で、皇室の御用邸として伊勢山離宮を設けました。そして翌年の7月20日、東北巡幸を終えて灯台視察船「明治丸」で函館港から横浜港に戻った明治天皇が、伊勢山離宮に宿泊したのです。

この史実を元に、海の恩恵に感謝するとともに海に囲まれた日本という国の末永い繁栄を願って制定された海の記念日が、後に国民の祝日である「海の日」となりました。