かごめかごめは歌ってはいけない?本当の意味が怖い?逆再生の意味も
かごめかごめを歌ってはいけないという噂を知っていますか? この記事では、かごめかごめを歌ってはいけないという噂の真相や怖い歌詞の本当の意味を解説します。かごめかごめの逆再生の意味も紹介するので参考にしてください。
目次
かごめかごめを歌ってはいけない?理由は?
「かごめかごめ」を歌った経験はあるでしょうか。「かごめかごめ」は子供の遊びの一つで、日本では昔から童歌(わらべうた)として親しまれてきました。
「かごめかごめ、かごの中の鳥は……」と歌を歌いながら手をつなぎ、鬼の周りを輪になって回ります。子供の頃に友達と遊んだ経験のある人も多いのではないでしょうか。
しかし、実はこの「かごめかごめ」を歌ってはいけないという怖い噂があるのです。これほど親しまれている歌が、一体どうして、「怖い」「歌ってはいけない」と言われるのでしょうか? ここでは、「かごめかごめ」を歌ってはいけないと言われている理由を紹介します。
北の隠れ魔女ゆうこ
「かごめかごめ」は昔から日本人に親しまれている子供の遊び歌(わらべうた)ですが、この歌の発祥の地や作詞、作曲者が不詳であることや、謎めいたやり取りの歌詞から怖いと言われることもあるので、今回の記事も参考にしてくださいね。
歌詞の意味が怖いから歌ってはいけないという謂れが出回った
「かごめかごめ」の歌詞は、以下の内容です。
かごめ かごめ かごのなかのとりは いついつでやる
よあけのばんに つるとかめがすべった
うしろのしょうめんだあれ
実はこの歌詞の意味が怖いということから、歌ってはいけないという都市伝説が出回るようになったのです。
かごめかごめの歌詞が怖い?意味は?
かごめかごめの歌詞は、どうして「怖い」「歌ってはいけない」と言われるのでしょうか? 実はかごめかごめの歌詞には、隠された裏の意味があると言われています。ここでは、歌詞に込められた裏の意味として、いくつかの説を紹介します。
①殺人犯を探し出すストーリー説
かごめかごめは、実は「殺人犯を探し出すストーリー」だという説があります。歌詞の意味とともにみてみましょう。
都市伝説によれば、かごめかごめの「かごめ」は妊婦を表すといわれています。また「カゴの中の鳥」は、妊婦の身体の中にいる胎児を指します。
「鶴と亀がすべった」は、誰かが妊婦を押して、すべって転ばせてしまった、その結果としてお腹の中の子供が死んでしまったという悲しいお話となっています。
最後の「後ろの正面だあれ?」と言われているのは、妊婦を押した犯人であり、殺人者です。つまり、かごめかごめは「殺人犯を探し出すストーリー」だというのです。
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「鶴は千年、亀は万年」という言葉の通り、鶴と亀は長寿の動物としてめでたいとされています。かごめかごめでは、この動物が「すべる」という意味からも不吉なイメージがもたれているようです。
②降霊術の説
かごめかごめは一種の降霊術だという説もあります。降霊術とは、亡くなった人の霊や魔物など、人ではない存在を呼び寄せる呪術の一つです。かごめかごめは、そのような霊的な存在を呼び寄せる儀式だというのです。
古くから知られる降霊術の一つとして「コックリさん」が挙げられます。コックリさんは、テーブルなどにあらかじめ文字を書いた紙を置き、参加者で囲んでおこないます。コインなどの上に人々が指を置いて、そのコインにコックリさんと呼ばれる霊的な存在を憑依させるのです。
かごめかごめも、人々が輪になって鬼と呼ばれる一人の人を囲みます。歌を歌いながら回ることで、真ん中にいる人に霊を憑依させることを目的としているといわれています。
このような理由から、かごめかごめは「降霊術」だという都市伝説があるのです。
③仏教の秘密結社の歌という説
かごめかごめは、仏教の秘密結社である法華宗の歌だという説があります。法華宗とは日蓮の教えに基づく宗派で、江戸時代には幕府から弾圧を受けていました。そのため、法華宗の信者たちは、自分たちの信仰を守るため、秘密の暗号や合言葉を作っていたというのです。
「かごめ」は、法華経の中の「妙法蓮華経」という法華宗の経典のことを指し、「カゴの中の鳥」は、法華経を守る「曼荼羅」という円形の図形を表しています。「いついつ出やる」は、法華宗の信者たちが迫害から解放される日のことです。
「夜明けの晩」とは末法の世を指し、法華経が真の仏法を広める時代のことを歌っているといわれます。「鶴と亀が滑った」は、不老不死の意味で、信仰を持つ者たちが、仏法によって永遠の命を得られるということです。
最後に「後ろの正面だあれ」で目隠しをした子供が中央の日蓮を指すということになります。このように、かごめかごめは、仏教の信者たちが信仰を守るための歌だとも言われているのです。
④遊女の哀しみを歌った童謡説
かごめかごめは、遊女の哀しみを歌った童謡だという説もあります。「かごめ」に「籠女」という漢字を当てた場合、「かごめかごめ」は遊女を表す歌だと考えることができます。
かつて遊女たちは、客から身請けでもされない限り、まさに「カゴの中の鳥」として不自由な一生を遊郭で過ごさなければなりませんでした。
「いついつ出やる」とう言葉の中には、いつになったらこの遊郭から出ることができるのだろう、誰かが外に連れ出してくれないだろうか、という思いが込められているとされます。
「かごめかごめ」はそのような遊女の悲しい思いを歌った歌詞だというのです。
⑤幕末の暗殺者の歌という説
かごめかごめは、幕府の暗殺者である新撰組の歌だという説もあります。新撰組とは、江戸時代、幕府の命令で結成された特殊なメンバーで、京都を守るために多くの志士や浪士を成敗し、人々からは、かなり恐れられた存在でした。
「かごめ」は、新撰組の本拠地である、京都の壬生寺を指すと言われていて、新撰組の隊長である近藤勇は壬生寺で暮らしていたことから、「カゴの中の鳥」は近藤勇のことだと言われています。「いついつ出やる」は、近藤勇が京都を出ていき、敵と戦うという意味です。
また、幕末の動乱の時代を「夜明けの晩」にたとえています。「鶴と亀が滑った」は、新撰組の副長である土方歳三と隊士である沖田総司を指し、「後ろの正面だあれ」で敵である坂本龍馬を指させるという意味になっています。
この歌は新撰組のメンバーが自分たちの仲間意識を確認するためのものであり、そのため他の人は歌ってはいけない、ということになります。
⑥六芒星説
かごめというのは「籠目(かごめ)」のことを指し、籠の目の模様に秘密が隠されているという説もあります。
カゴの目は六芒星になっています。六芒星といえばユダヤ教を表す記号であるため、かごめはユダヤを表すともいわれています。
「鶴と亀がすべる」は、「統べる」という字を当てることもできます。鶴は日神、亀は海神を指し、亀の甲羅が六角形であることからも、六芒星との関係が推測できます。
また、伊勢神宮の近くには籠神社があり、その奥宮である真名井神社の石碑にも六芒星が掘られています。これらのことから、かごめかごめの歌とユダヤのシンボルである六芒星が関係しているという都市伝説があるのです。
⑦徳川家康の埋蔵金の場所が示されている説
かごめかごめは、徳川家康の埋蔵金の場所を示しているという説があります。徳川家は莫大な埋蔵金をどこかに隠しているといわれていますが、その埋蔵金の隠し場所が、歌の中で示されているというのです。
かごめ、つまり籠の目は、六芒星の形をしています。徳川家が関東に建てた神社仏閣を線で結ぶと、なんと六芒星の形になるというのです。
六芒星の中心には、日光東照宮があります。そして日光東照宮には「鶴」と「亀」がいるのです。江戸幕府が多大な労力と費用をかけてたくさんの神社仏閣を作ったのには、その場所に意味があったと考えられます。
また、最新の研究でも、東照宮の境内の地面の中に、ただの土や石ではない「何か」があることがわかっているそうです。東照宮の土を掘り返すことはできないため、これは都市伝説として密かに語られています。
かごめかごめの逆再生に込められた本当の意味とは?
かごめかごめは、逆再生をすると怖いとも言われています。ここでは曲を逆再生するとどんな意味が隠されているのか、説明します。
お母さんに見捨てられた子供の悲しみ
かごめかごめを逆再生すると、ある言葉が浮かび上がってきます。「死ぬ」「嘘」「母さんが見捨てた」などの言葉が聞こえてくるのです。これらのキーワードからは、母に見捨てられた子供が死んでしまう光景が思い浮かべられます。
昔の農村では、食糧難によって餓死する住民が後を絶ちませんでした。そのため「口減らし」として幼い子供をつらい奉公に出したり、女児の場合は将来遊女となるべく遊郭へと買われていくこともあったようです。
かごめかごめは、そのようにして売られた子供が、自分の想いを歌ったメッセージなのではないかといわれています。幼い子の怒りや哀しみが、逆再生することで隠された呪いのメッセージとして、親に届くように広められたものではないかというのです。
あまりに怖い内容ですが、気になる方はYouTubeの動画に逆再生の音源がアップされているので、聞いてみてください。再生速度を落とすと、よりはっきりと聞き取れるようになります。
かごめかごめに込められた意味を知ろう
かごめかごめの歌が、本当は怖いと言われている理由について、ご理解いただけたでしょうか。かごめかごめに限らず、本当は怖いと言われる歌が、日本には多くあります。本当だったらとても恐ろしいですよね。いろいろな都市伝説を比較してみると、面白いかもしれません。
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占い師/ヒーラー/スピリチュアルセラピスト
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占い師/ヒーラー/スピリチュアルセラピスト
生まれながらの直感と霊感で占いを通してお客様に必要なメッセージを届け、心を癒やしながら悩みを希望に変え、未来の幸せへと繋げていく「魔女の占い」で活動中。 精神科医療専門職として精神医学や心理学などを学び、心の病と向き合ってきた23年間の経験と、生まれながらのスピリチュアルな霊的経験から得たものを合わせた鑑定やカウンセリング、セラピーが人気。また、カラーセラピスト、パーソナルカラーアナリスト、エステティシャンとして、色や美の側面からも女性をサポートしている。