タロットカード【ペンタクルのペイジ】の意味は？相手の気持ち/逆位置/正位置も

正位置の場合
お別れのタイミングでは、「価値観の違いや将来へのご不安」が彼の中にあったかもしれませんが、現在の彼の心境としては、「もっとじっくりあなたとの関係性を深めれば、そうした違いや不安は乗り越えられたのでは」と前向きに考え直しているようです。つまり、彼は復縁を望んでおり、あなたへの想いが高まってきていることを示しています。
SNSではまだ繋がっているとのこと、コメントやDMなどで接触の回数を増やし、ゆっくり時間をかけて交流を温めることで、復縁への道筋が出来上がっていきます。復縁の可能性はとても高いと言えるでしょう。
しかしながら、ペンタクルは地道でゆっくりしたスピード感のカードなので、今すぐの復縁、というよりも、あと1、2ヶ月は冷却期間を置いてみる方が良いでしょう。
あなたのすべきこととしては、お互いの価値観の違いと将来への不安という、彼の考えに関して、あなたなりにどう成長し、どう変わろうとしているか、彼にお伝えすることです。繋がりのあるSNSを活用して、彼の価値観に合うような言動や選択をしていたり、彼が不安に思うような行動を取らなくなっているあなたをPRしていくようにしましょう。
あなたが以前とは違い、ずっと人間的にも女性としても成長されている姿を彼が目にすれば、彼があなたとの復縁を考えない理由がありません。今が頑張りどきです。応援しています！

逆位置の場合
彼はあなたに対して、価値観が違う・将来に不安がある、とお別れを告げてこられたようですが、どうやら彼は少し精神的に未熟で、あなたを自分の思い通りにしたかったのに、そうできなかったため、お付き合いを続けていくのが面倒になった、というのが本当のところのようです。あなたの真意や真心に気づくことなく、彼自身の一方的な考え方であなたを振り回しているような状況だったかもしれません。
こうした彼との恋愛は、残念ですが、お互いが成長することができない関係性のようにお見受けします。あなたが彼に対してかなり忍耐強く接してあげる必要がありますし、彼の未熟さを広い心で受け入れていかなければ、復縁は難しいというのが現状です。
しかしながら、今回このようにご相談いただいているということは、彼の欠点は甘んじて受け入れるつもり、という、彼への愛の深さがあるのでしょう。もしその通りだと思われるなら、冷却期間を考えることなく、彼へのアプローチを開始していきましょう。あなたが彼の言い分を全て聞いてあげる前提にはなりますが、できるだけ積極的にSNSの投稿に反応する、会う約束を取り付けるなどしながら、彼に寄り添うつもりでいる心境を伝えていきましょう。復縁後も、しばらくは彼に合わせていく流れになります。彼があなたへ、誠実な心を返してくれるように成長するまで、彼を見守ってあげてください。

正位置の場合
健康やご不調に関しては、まずは医師の診察を受けることが大前提ですが、すでに病院へ行かれたにも関わらず、原因不明とのこと、占いの範疇にはなりますが、アドバイスさせていただきますね。
これから体調がどうなっていくか、不調がもっと顕著に症状として現れてくるか、という点にご不安を持っていらっしゃるのですね。やりたいことがたくさんある中で、お身体が思うように動かないことは、大変なストレスだとお察しします。
ご安心いただきたいのは、少し時間をかけてにはなりますが、徐々に不調が軽減していくという未来が示されているということです。健康的な食事、規則正しい生活、定期的な運動など、いわゆる健康に気をつけた日常生活を送ることで、不調は改善されていくとカードが告げています。焦らず、安定した毎日を送るように努めることで、調子が戻ってくることでしょう。
また、あなたが日々、お仕事や家事など、やるべきこと・こなすべきことを全てきっちり進めようと、几帳面な性質が過剰になっているかもしれません。そうした頑張りがストレスとなり、体調面に影響を及ぼしていないか振り返って見ましょう。
もし思い当たるところがあるようでしたら、ヘッドマッサージや目を休める、首の凝りをほぐす、深い呼吸をするなどを日々心がけて、できるだけ頭や体をリラックスさせて時間を作るよう、工夫されてみてくださいね。

逆位置の場合
2年ほど前からの不調とのこと、年単位で続く自覚症状となると、ご不安ですよね。そのお体の不調が原因で、日々、色々なことを先送りにしたり、つい何事も面倒に感じるような時も多いのではとお察しします。医療機関で診察を受けても原因不明とのことですので、占いの範疇になりますが、出たカードからアドバイスさせていただきますね。
まず、現段階では、今の症状からぐっと悪くなることもなさそうなのですが、良くなることもなさそうです。現状のまま、引き続き年単位で不調が継続してしまいそうだとカードは告げています。
同時に、このカードが逆位置で出る際は、過去の出来事への認識不足や対処不足を指摘する意味合いもありますので、2年ほど前に不調が始まった頃のことを、今一度よく思い返して見てください。
その不調が始まる前、不調を感じなかった頃の生活習慣や日常の環境はどうでしたか？そして、不調が始まり出した頃は、感じなかった頃と何か変化はありませんでしたか？仕事やプライベートでの変化、いつも食べている食事や飲み物の趣向やメニューの変化、起床・就寝などのリズムの変化など、些細なこと・日常の坦々としたルーティンの中に、何か思い当たるところがないか検証してみてください。もし、思い当たるところがあれば、なぜその様に変化する流れになったのか、以前のように戻せないかなど、工夫をされていくと良いでしょう。
または、不調を感じる以前に、何かお怪我やご病気などをご経験されていれば、それが思いがけない形で悪さをしている可能性も考えられます。病歴などを遡って、回復したと慢心せず、もう一度専門医に診ていただくこともお勧めします。

正位置の場合

あなたは派遣先の職場から、大変頑張り屋で向上心のある人材だと評価されている様です。ご自身としては、派遣という立場の中で精一杯の努力をなさっているのでしょう。周囲の皆さんからは、「もっと難しい仕事もやってもらいたい」「あなたならもっとスキルを身につけて活躍できるはず」と大変期待されています。
しかしながら、そうしたあなたへの期待は、あなたからすれば「無理難題」に見えるのでしょう。ここまで求める気なの？と内心不満もあるのでしょうが、現段階ではきっちりとこなしていらっしゃるため、周囲の方々は、あなたがここまで参っているとは想像していない可能性があります。
このお仕事自体がお好きなのであれば、契約更新の際の面談で、ご自身の今感じている思いを、丁寧に現場の責任者へ相談してみてください。これまでのあなたの頑張りや、積み上げてきたご経験や磨いてきたスキルなど、大いに認めてもらえ、今後の雇用条件が良い形で見直されるでしょう。
また、派遣先の職場からどのように評価を受けているのか、直接報告を受けられることで、あなたが「頑張ってよかった」と実感でき、それならもっと期待に応えられるように、さらに学んでいこうというお気持ちになっていくでしょう。
今の要求を単に我慢するのではなく、気持ちよく契約更新できるように、軌道修正をする、という感覚で臨んで行かれれば、あなたにとってより良い方向へ進んで行けるでしょう。これまでのご自身の働きぶりに自信を持って、一層活躍されてくださいね。

逆位置の場合
派遣での就業とのこと、雇用条件の割に合わないような要求であれば、お仕事がいくら好きでも、継続したいというお気持ちはダウンしてしまいますね。
確かに、あなたのこれまでのご経験やご専門などから考えると、今の職場での業務内容はあなたにとって「無理難題」というイメージかもしれません。ご自身の経験不足や知識不足などを感じる場面も多いのではないでしょうか。
このままですと、この先も業務内容の見直しは行われず、あなたはずっと、労力の割には合わない、常に自分のスキルに自信が持てない状況で、時間ばかりが過ぎていく…というお気持ちで業務にあたることになりそうです。このような不安を抱えたままでは、結果ミスを誘発し、集中力が低下して一層やる気をなくしてしまうでしょう。
次回の契約更新の際、思い切って業務内容に関しての相談や確認を、派遣会社を通じてみてはいかがでしょうか。あなたの状況はペイジという、いわゆる“見習い“的な立場だと出ています。あなたから直接意見や思いをぶつけていくよりも、まずは派遣会社の担当者の方へ、別の仕事に変えることも含めて、ご相談されてみてください。
同時に、職場では「無理難題なのに」と抵抗感を示したり、ただ闇雲に言われたから仕方なく取りくむ、というのではなく、ご自身のできる範囲やできる業務量を丁寧に相談して、双方に無理無駄のない業務の形を探るようにされてみてください。こうした前向きな姿勢を示すことで、あなたの現状を周囲が把握し直す流れに繋がり、派遣会社と職場の指示系統責任者とのやり取りの中で、あなたと継続してお仕事する際の新たな方向性を探ってもらえるはずです。その結果、ご自身のビジョンと異なる方向性が打ち出されてしまった場合は、思い切って転職の判断をしていきましょう。