タロット【女教皇】相手の気持ちでの意味は？正位置/逆位置や状況別

「女教皇」は、22枚あるタロットカードの大アルカナの一つです。大アルカナは0番の「愚者」から21番の「世界」までで一つの物語を構成していると考えられていて「女教皇」は2番のカードにあたります。

今回は、タロットで相手の気持ちを占うときに「女教皇」が出た場合、どのような意味なのか解釈の例を挙げていきます。リーディングに迷ったときに参考にしてくださいね。

タロットカードには、それぞれ象徴的な絵柄が細かく描かれていて、カードの意味を解釈するときの手助けになってくれています。まずは、「女教皇」のカードにどのような絵柄が描かれているのか読み解いていきましょう。

「女教皇」のカードで目を引くのは、黒と白の2本の柱でしょう。この柱の意味は、光と闇、男と女など相反する概念を象徴しています。その間にかかるタペストリーは男女を意味するヤシとザクロの柄で、座っている女教皇の処女性を引き立てているのです。

一方で背景の空と海は未知の領域を、足元の三日月は感受性の高さを意味していて、深い知性や慈愛を感じさせるカードになっています。女性の神秘性など、精神世界を強く表すタロットです。

女教皇の詳細な意味については以下の記事を参考にしてください。

タロットで相手の気持ちを占うときに「女教皇」のカードが出たときは、どのようなメッセージが込められているのでしょうか。ここでは、主に恋愛関係において相手の気持ちを占う際に、「女教皇」の正位置と逆位置の意味をお伝えしていきますね。

恋人同士になりたいのなら、あなたの方から積極的に告白しましょう。相手はあなたへの尊敬や憧れを持っているため、恋愛関係になることに戸惑ってしまうかもしれません。はっきりと自分の気持ちを伝えることで、相手にもあなたの恋愛感情が伝わりますよ。

恋愛について「どうせうまくいかない」といったネガティブな気持ちを持っている場合もあります。たまには相手の前で気を抜いた状態を見せ、フレンドリーに接するとうまくいきますよ。

また、あなたの聡明さに感銘を受けて精神的に成長できるパートナーだと認識されています。お互いに議論をしたり同じ体験をして感じたことを語り合ったりすることで、さらに関係が深まりますよ。将来のことも前向きに検討しているため、結婚したい場合は話し合うと進展します。

何かにつけて文句を言ってしまうと、あなたに対して疑心暗鬼になっしまいますよ。まずは自分が相手にストレスをぶつけていないか、一度言動を振り返ってみましょう。適切な距離を置くことで、相手の言動にヒステリックになる頻度が減っていきます。

ここでは、現役の占い師がタロットカードを用いて占う際の解釈についていくつか例を挙げていきます。相談の内容や、カードが正位置か逆位置かで意味が変わってきますので、自分で占うときのリーディングの参考にしてくださいね。

「女教皇」のカードは、正位置では知性や慈愛を、逆位置では神経質で不安定な状態を表すタロットです。相手の気持ちを占うときにどちらの位置で出たかによって、どのように思われているか解釈できます。

リーディングの結果に基づいて、相手にどのような態度を取っていたか思い返してみましょう。よくないと感じた言動を直すきっかけとして、タロット占いを活用してくださいね。