夢に出てくるのは相手が想ってるから？出てくる理由やメッセージを解説

「特定の人が夢に出てくるのは、あなたを相手が想ってる」ことを象徴するという考えの起原は、平安時代だと考えられています。ここでは具体的な例を挙げながら、夢に出てくる人に対する平安時代の捉え方について解説します。

ここでは、湯原王の妻が夫に向けて贈った歌を紹介します。

この歌は、都に召されて一時的に会えなくなってしまった夫を想いながら妻が詠んだものです。和歌の現代語訳から、この妻の夢に出てくる人、すなわち夫について「夫を夢で見たのは私を相手が想ってるからだ」と考えていることが読み取れます。

ここでは、こうしたユング的考えが反映されている有名な小野小町の和歌を紹介します。

小野小町は「自分が相手のことを想っていたからその人を夢に見たのだろう」と詠んでいます。このことから、奈良時代の古文や和歌にみられる夢に出てくる人について「相手が想ってる」という概念からは考え方が変化していることが分かります。

夢に出てくる人によって、スピリチュアルなメッセージの意味が変わります。ここではあなたのことを相手が想ってるかどうか、夢占いにおける人物別の意味をくわしく紹介します。

また、夢に出てくる人とあなたが会話していた場合、夢占いではあなたのことを相手が想ってる暗示なので、ぜひ前向きな気持ちでアプローチしてくださいね。夢に出てくる人とあなたの気持ちが共鳴し始めている状況だとも考えられるので、恋の進展に期待が持てるでしょう。