カルマとは？スピリチュアル的な観点からわかりやすく解説！

スピリチュアルや占いなどのシーンで、よく「カルマ」という言葉を耳にしませんか？今回の記事では、実際にカルマとは何なのか、スピリチュアルの観点から具体的に解説していきます。

このカルマの捉え方は、仏教の輪廻転生の考え方に基づくものです。輪廻転生の考え方では、私達の魂は何度も生死を繰り返していくつもの人生を生きています。カルマは、仏教用語で「行い」という意味を持つ「業（ごう）」と呼ばれることもあります。

つまり、過去世での思いや行いが、今世であなたの置かれる状況や性格、役割を形作っているとも言えます。悪いカルマも怖いものではありません。どんなカルマも魂の成長に必要なものであって、カルマ自体があなたに何か悪いことをする訳ではないのです。

一般に悪いカルマと考えられているものは、いわば今世であなたが乗り越えるべき課題です。過去世で悪いことをしたから、そのカルマによって今世で幸せになれないという訳ではありません。

例えば、前世でいじめっこだった人が、そのカルマによって今世ではいじめられっことして生まれることがあります。これは、いじめられる側の立場や気持ちを理解して、魂を成長させるために起こることです。つまり、それを達成できればカルマは解消されます。

例え悪いカルマを今世に持ち越していたとしても、しっかりと向き合うことで解消していけるものなので、心配しないでくださいね。

よく「生きている時に悪いことをしたら死んだ後に地獄に落ちる」「善良な人間であれば天国へ行く」と言いますよね。自分の行いが巡り巡って自分に返ってくるという意味では同じですが、スピリチュアル的なカルマの観点から見るとその考え方は正しくありません。

今世での善行や悪行への報いは、死んだ後に天国や地獄で受ける訳ではなく、来世のあなたのカルマとして引き継がれます。また、悪いカルマも悪行への償いのために引き継がれるのではありません。あなたの魂を成長させるために乗り越えるべき課題として持ち越されます。

つまり、今世でのあなたの行いの一つひとつが、来世でのあなたの人生の軸となるものを形作っているのです。