不動明王真言は危険？それとも最強？正しい唱え方や効果・体験談を紹介

日本に不動明王真言が伝わったのは、弘法大師空海によるところが大きいといわれています。真言とはサンスクリット語の「マントラ」の漢訳です。「真実の言葉」や「秘密の言葉」という意味で、口に出して唱えるだけで、願いが仏様に届くといわれています。

不動明王は、真言密教の教主といわれる大日如来の化身といわれています。古代インドで用いられたサンスクリット語の梵名は「アチャラナータ」です。日本ではお不動さんのほか、大日大聖不動明王、無動明王、無動尊、不動尊などとも呼ばれています。

多くの日本人が身近に感じている不動明王真言は本当に危険なのか、危険だとしたらなぜ危険なのかについて解説していきますね。体験談も紹介しますので、参考にしてください。

不動明王真言が危険といわれる場合もあるようです。不動明王真言は本当に危険なのか、危険だとしたらなぜ危険なのか知りたいのではないでしょうか。危険な体験をする前に、真相を探ってみましょう。

心の中に不動明王がいるといると考え、静かな心で不動明王真言を唱えるからこそ自分の煩悩が消え去ります。信心がないまま、単に不動明王真言を唱えるだけではかえって煩悩が燃え盛り、危険にさらされる可能性があるのです。

不動明王への信心を持って唱えた真言の波動は、真理と一致するために正しい功徳が得られます。信心がないのに不動明王真言を唱えると、間違った方向に導かれる可能性があります。不動明王真言は、その力が最強なだけに逆効果になる危険性があるのです。

ここを理解していないと、効果は出ないばかりか逆効果になる時があります。例えば、「誰かを陥れたい」「不幸にしたい」などという願いをかければ、その願いは相手ではなく自分に跳ね返ってくる危険性があるのです。

また、不動明王真言には手印がありますが、これは修行をしていない人が勝手に行うと、法を犯すといわれている危険な行為です。不動明王真言や手印は最強だからこそ、意味を理解していなかったりやり方を間違えたりすると、その罪は後々まで残ってしまいます。