水晶クラスターには偽物もある?特徴や本物との見分け方を解説
水晶クラスターには偽物もあることを知っていましたか?この記事では、<着色されている・均一感>など水晶クラスターの偽物の特徴や<値段・内包物があるか>など本物と偽物の見分け方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
水晶クラスターの偽物とは?本物と何が違う?
パワーストーンと聞いて最初に思い浮かべるのが水晶という人は多いかもしれません。開運や邪気を浄化することを得意とする水晶は、持つ人を選ばない万能のパワーストーンとして多くの人に親しまれています。
特に、結晶が群生した状態の原石は「クラスター」と呼ばれ、その存在感からお守りとインテリアを兼ねて部屋に飾る人も少なくありません。パワーストーンそのものの浄化もできるので、愛好家は必ず1つは水晶クラスターを所持しているともいいます。
しかし、非常にメジャーなパワーストーンでもあることから、水晶クラスターの偽物も数多く出回っていることはご存知でしょうか。この記事では、偽物の水晶クラスターにみられる特徴や、本物と偽物の見分け方を詳しく解説します。
本物と偽物の違いは「天然か人工か」
水晶クラスターの真贋の違いは、天然か人工かという点です。水晶とは二酸化ケイ素が冷えて結晶化したもので、本来ならば自然の中で生成される鉱物の一種です。
一方、偽物の水晶は、ガラスと少量の水晶を溶かして混ぜ合わせ、人の手によって天然の水晶クラスターに近い形に成形されているものがほとんどです。
そのため、偽物の水晶クラスターには、天然の水晶クラスターではまずありえない特徴や、人工物であるがゆえに表れる性質がみられるといいます。
偽物の人工水晶クラスターの特徴は?
偽物の水晶クラスターの見た目には、一定の特徴がみられるといわれています。この項目では、偽物の水晶クラスターが持つ3つの特徴を挙げ、それぞれ詳しく解説します。
着色されている
偽物の水晶クラスターは、着色されている場合があります。水晶の仲間には、アメジストやローズクォーツなどの色の着いたものも数多くありますが、あれらは生成時に鉄やチタンなどが自然と混ざりこんで発色しているのです。
一方、人工の水晶クラスターは、金などの別の金属を加工の段階で蒸着させて意図的に色がつけられています。本来ならば白や透明のものが水晶と判定されるため、こうした色付きの水晶クラスターが天然のものとして販売されているのは不自然と考えられます。
全体に均一感がある
偽物の水晶クラスターは、全体に均一感があるのが特徴です。自然の中でできた水晶であれば、色合いにばらつきがあったり、内部に不純物がみられたりしますが、人工的に作られた偽物の水晶クラスターにはそのような特徴がありません。
中には本物に近く見せるため、水晶クラスター内部の不純物も模倣されているものがありますが、天然の水晶にみられるような不均一性がない場合がほとんどです。
双晶がない
双晶がないという点も、偽物の水晶クラスターが持つ特徴の一つとされています。双晶とは、同じ構造を持つ複数の結晶が一定の角度で接している状態のことです。水晶の産出地によって角度は異なりますが、ハート型のようなシルエットを持つものもあります。