水晶クラスターには偽物もある？特徴や本物との見分け方を解説

双晶の発生は、天然の水晶の生成過程で起こりうる現象であり、綺麗な形のものは高値で取引されることも珍しくありません。人工的に作られた水晶クラスターでは非常に再現が難しい特徴であるといえます。

昨今の偽物の水晶クラスターは非常に精巧に作られているものも多く、素人目には真贋の見分けがつきにくいとされています。明確に判定する場合は、専門知識を持った鑑定士に依頼するのがもっとも確実かもしれません。

しかし、前述した偽物の水晶クラスターが持つ特徴を踏まえれば、ある程度本物かそうでないかを判断することが可能です。この項目では、水晶クラスターの偽物を見分ける3つの方法を紹介します。

産出地やその時期の流通量によって異なりますが、本物の水晶クラスターは小さなもので20,000円程度、広い空間の浄化に用いられる大型のものは100,000円を超えるといわれています。

つまり、非常に均一感のある見た目で、なおかつ上記の値段をはるかに下回るものは人工的に作られた水晶クラスターである可能性が考えられます。

天然の水晶に発生する双晶とまったく同じ形を再現するのは非常に難しく、偽物の水晶クラスターには双晶がみられない場合がほとんどです。クラスターの先端部分などをよく見て双晶の有無を確認してみることをおすすめします。

水晶は本来自然の中にできる鉱物なので、生成段階でメインの成分である二酸化ケイ素以外の金属が混ざりこみます。偽物の水晶クラスターには、こうした内包物が一切存在しないか、内包物の並び方にランダム性がみられない場合が多いのです。

水晶クラスターをはじめ、パワーストーンは通販でも広く取り扱われていますが、その中には偽物も一定数存在するといわれています。

水晶クラスターを購入する際は、ぜひ専門店に足を運んで実物を見てみると良いでしょう。