ムカデを殺してしまった時のスピリチュアル的な対処法は?殺してはいけない理由も
ムカデはスピリチュアル的に殺してはいけない生き物とされていますが、殺してしまったらどうすればいいのでしょうか?この記事では、ムカデを殺してしまった時のスピリチュアル的な対処法を紹介します。ムカデを殺してはいけない理由も解説するので参考にしてください。
目次
スピリチュアルにおいて、ムカデは鉱山や鉱脈の神様です。理由は定かではありませんが、一説によると金脈がムカデの姿に似ていたからと言われています。昔から鉱山労働者にとって神様と信じられてきたため、ムカデを殺してはいけないとされているのでしょう。
益虫だから
ムカデが益虫と言われているのも、殺してはいけない理由の一つです。ムカデはゴキブリやネズミ、昆虫など、人間にとって厄介な生き物を捕食してくれます。ムカデを殺してしまうと、家に害虫が増えて困ることもあるかもしれません。
先祖の使いだから
ムカデはスピリチュアルにおいて先祖の使いだと考えられてるため、殺してはいけないと言われています。ムカデは気温が上がると活発に活動するので、特にお盆時期に出る場合は先祖の使いや生まれ変わりと信じられてきました。
何か大事なことを伝えるために、あなたの元に来たのかもしれませんね。
目標達成の象徴だから
ムカデは前に進むことしかできないことから、スピリチュアルにおいて前進の象徴です。その姿から、目標達成に近づくことができると言われています。ムカデを殺すことは、あなたの成功の妨げになってしまう可能性もあるでしょう。
赤城山の神様だから
ムカデは赤城山の神様の一族と言われているため、殺すと祟りが起こるという説があります。これは、赤城山の神様がムカデになって、男体山の神様と戦ったという言い伝えによるものです。
殺すと仲間が集まるから
ムカデを一匹殺すと、仲間が集まると言われています。殺されたムカデがフェロモンを出して、仲間を呼ぶという噂も。しかしこれは、科学的に根拠がない迷信です。ムカデは群れで生活することはなく、フェロモンを出す器官も持っていません。
しかしムカデは、つがいで行動することが多いです。一匹殺すと二匹目が見つかる確率が高いことから、仲間を呼ぶと信じられてきたのでしょう。家で何匹もムカデを見るのは、決して気持ちの良いものではないですよね。
ムカデを殺してしまった時のスピリチュアル的な対処法は?
スピリチュアル的に縁起が良く、幸運の象徴とされるムカデ。もし殺してしまったら、どのように対処したら良いのでしょうか。以下で対処法を見ていきましょう。
成仏を願う
ムカデを殺してしまったら、心の中で成仏を願いましょう。外見のグロテスクさから苦手意識を持たれがちですが、ムカデが生きていることに罪はありません。むしろ、幸運を呼び寄せる良い虫として昔から信じられています。
たとえ小さな生き物であっても、「殺す」という行為はスピリチュアルにおいて負のエネルギーを発生させます。これにより運気が下がったり、良くない出来事が起こったりすることもあるでしょう。
もちろん、ムカデを殺したからといって必ずしも悪いことが起きるわけではありません。あまりマイナスに考えすぎず、殺してしまったムカデを丁寧に弔ってあげてください。謝罪と成仏を願う気持ちを持つことが大切ですよ。