白龍のスピリチュアル的意味！使命やご利益・待ち受け効果・ついてる人の特徴を解説

中国の神話では、天帝（てんてい）という、宇宙や天地などの万物を支配する神に仕えていたとされる白龍。「白龍に乗ればほかの龍は追いつかない」といわれていたほど飛ぶスピードが速いとされていました。その速さから、光を司るともいわれていたスピリチュアル的存在です。

また、地上に降りたときは魚に化けて湖で泳いでいたこともあるようですよ。白色という見た目から、純粋や聡明さの象徴として伝えられています。

白龍は日本でも、伝説として残っているスピリチュアル的逸話があります。昔々、日照りが続いた時期がありました。困った農民たちは雨乞いの儀式を行い、白山山頂にある白山池の水を空にしたそうです。

すると、白山池に棲んでいた白龍（飯山観音の化身）が水を求めて空に舞い上がります。白龍の行動によって相模平野は三日三晩の雨が降り続き、農民たちに豊作をもたらしました。

白い竜は、中世の騎士道物語であるアーサー王伝説にも登場しますよ。ブリテンの大君主・ヴォーティガンは堅固な塔を建設する予定でしたが、少年・マーリンから建設地の土を掘り返すようにいわれます。

土地を掘っていくと水底が現れ、その水を抜くと赤い竜と白い竜が出現しました。2匹の竜は戦いを始め、赤い竜が白い竜を退けます。この一連の出来事に驚くヴォーティガン。

そしてマーリンは「赤い竜がブリトン人、白い竜がサクソン人。この戦いは白い竜をコーンウォールの猪が現れて踏みつぶすまで終わりません。」と予言。このコーンウォールの猪はアーサー王のことを指しており、サクソン人（白い竜）を破るという形で成就します。

白龍は私たち人間に、さまざまなご利益をもたらしてくれるスピリチュアル的な存在です。ここでは、白龍のご利益を5つ解説します。