摩利支天のスピリチュアル性とは?ご利益・真言・お祀りしてる神社も
摩利支天のスピリチュアル性を知っていましたか?この記事では、摩利支天のスピリチュアル的な逸話やご利益を解説します。摩利支天の真言や<徳大寺・宝泉寺>などお祀りされている神社も紹介するので参考にしてください。
目次
摩利支天とは?
神様について調べると「摩利支天(まりしてん)」という名前を見かける人は多いはず。ここでは、摩利支天とはスピリチュアル的にどのような神様なのか、その特徴について解説します。
陽炎を神格化した仏教の女神
摩利支天は陽炎を神格化した仏教の女神です。陽炎のように表に出たり裏に隠れたりと、姿を自在に操れるスピリチュアル的な存在とされています。もともと、ヒンズー教の女神でしたが、仏教にも取り入れられて崇められるようになりました。
摩利支天の「摩利支(まりし)」とは、サンスクリット語で日光・威光を表します。
ヒーラー育成講師 野村香織
摩利支天は亥年の守り神とされています。
猪を眷属として従えていたのが由来ですが、摩利支天を祀るお寺などには猪モチーフの授与品なども多いのでそれらを見るのも楽しいですね♪
亥年の方にも強い味方となる女神です。
摩利支天にまつわるスピリチュアル的な逸話!
摩利支天にはスピリチュアル的な逸話・伝説があります。ここでは、2つの伝説を紹介しますね。
直接見ることができない存在
摩利支天はその姿を陽炎のように隠すため、直接目で見ることができない存在です。摩利支天は移動の際、姿を隠しながら太陽の前を往来します。しかし、太陽は摩利支天の存在を認識できないそうです。また、人間も摩利支天を見ることができません。
この伝説により、摩利支天は誰も害したり束縛したりできない、スピリチュアルな女神だといわれています。
中世武士からの信仰が篤かった
生死を大きく左右する戦場に出向く武士たちは、ゲン担ぎをとても大切にします。陽炎の性質である、見えない・触れない・傷つけられないという特徴により、摩利支天は中世武士の守護神として崇められてきました。
戦国武将の1人である前田利家には、摩利支天の仏像を兜のなかに入れていたという話が残っていますよ。さらに、摩利支天を信仰していた武将には、室町幕府初代将軍の足利尊氏、中国地方を制した毛利元就、軍神として著名な楠木正成なども挙げられます。
天下統一を成しえた江戸幕府初代将軍の徳川家康も、守り神として摩利支天像を兜のなかに入れていたそうです。その摩利支天像は、天下泰平を祈願した光明山奥之院に合祀されています。
このような逸話・伝説によって、摩利支天のスピリチュアル的存在が日本で広まりました。
ヒーラー育成講師 野村香織
日本三摩利支天と称されるのが、東京上野の徳大寺、京都建仁寺の禅居庵、金沢の宝泉寺。宝泉寺さんでは加賀藩主・前田利家公の守本尊の秘仏摩利支天を祀っています。
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過去の深く傷つく出来事がきっかけで14年間鬱病を患い精神科通いの日々を送っていたが、レムリアン・ヒーリング...
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過去の深く傷つく出来事がきっかけで14年間鬱病を患い精神科通いの日々を送っていたが、レムリアン・ヒーリング®︎との出会いで人生が一変。 親しみやすいブログは読むだけで癒されると人気になり月間2万アクセス超となる。 丁寧で親身なセッションや講座が定評で、受けることで人生がポジティブに変わる人が続出している。 現在は人を癒す使命がある方の眠っている能力を開花させ、使命を全うして豊かで幸せになっていただくことをモットーにセッション・講座を提供している。
保有資格:レムリアン・ヒーリング®️認定ティーチャー現代霊気ヒーリング協会公認 マスター(師範)