水晶とガラス玉はハンドクリームで見分けられる?違いや他の見分け方も
水晶とガラス玉はハンドクリームで見分けられるというのは本当なのでしょうか?この記事では、水晶とガラス玉をハンドクリームで見分ける方法を紹介します。水晶とガラス玉の違いや<氷・髪の毛>など他の見分け方も紹介するので参考にしてください。
目次
水晶とガラス玉の3つ目の違いは、結晶構造の有無です。一見、水晶は無色透明であり、透かして見ても向こう側がしっかりと映って見えます。しかし実は透かして見たものが二重になり、実際には透明の中でも結晶が生成されているのです。
一方でガラス玉は1度人の手が加えられた人工物であり、水晶やガラスを溶かしてから再度固めたものなので、内部の結晶は失われています。そのため、加工してあるガラス玉や人工水晶はどこから透かして見ても屈折率が変わらず、窓から世界を見ているように普通の景色が映るのです。
④重さ
水晶とガラス玉の4つ目の違いは、重さです。水晶の比重は約2.6に対し、て何も入っていない普通のガラスは2.3と、僅かに水晶の方が重くなっています。同じ大きさで重さを比較すると、水晶の方がガラス玉に比べて若干重く感じるでしょう。
重さに違いはあるものの、すべての条件を満たしていないと正確性が失われてしまうので、他の見分け方も試してくださいね。
水晶とガラス玉を正しく見分ける方法は?
水晶とガラス玉には様々な違いがあります。しかし、実際に見分けるとなると正確性に欠けてしまい、判断が難しいと感じてしまう人もいるのではないでしょうか?確実に見分ける方法があるとしたら、気になりますよね。
ここからは、水晶とガラス玉を正しく見分ける方法を紹介します。
水晶玉で髪の毛を見てみる
水晶やガラス玉を正しく見分ける方法として、髪の毛を透かして見てみるというやり方があります。この方法であれば、水晶とガラス玉だけでなく、水晶と人工水晶も見分けることができますよ。見分け方は以下の手順です。
1.色の判断がしやすい紙の上に髪の毛をテープなどで固定します。
2.固定した髪の毛の上に水晶またはガラス玉を乗せます。
3.上から覗き込み、髪の毛が1本しか映らない場合は何度か水晶を回転させます。
もし、髪の毛が2本になって見えた場合は本物の水晶であり、結晶化しているという証拠になります。反対に、どこから見ても1本に見えた場合は、結晶化していないガラス玉か人工水晶になります。
また、この方法で確かめる際は直径2cm以上の玉を用意する必要があるので大きさに注意しましょう。
氷の上に乗せる
水晶は熱伝導率の高さから、氷を使い見分けることもできるのです。水晶はガラス玉に比べ熱の伝わりやすいため、水晶が持つ熱が氷に伝わり、氷の溶けるスピードも速くなります。
また氷を使った方法であれば、穴をあけた水晶や小さな水晶も見分けることもできます。水晶を使ったブレスレットが本物なのかどうか、確認することも可能ですよ。
水晶とガラス玉を見分けよう
今回は、水晶とガラス玉を見分ける方法について紹介しました。一見、水晶とガラス玉は似ているので見分けることは難しく、水晶と思って買ったものがガラス玉だったということもあり得ます。