黒龍のスピリチュアル的意味！ついてる人の特徴やご利益・性格を解説

五行思想とは古代中国に伝わる自然哲学の考え方で、火、水、木、金、土の5種類から成るとされています。五行のうちの水を司るのが黒龍です。五行にはあらゆる5つが当てはめられており、五行の方向では水が北を示しているので、北を司る存在とも言い伝えられています。

五行思想では色や方角などさまざまなものがあり、5色では水が黒を司っています。そのため、水を司る黒龍は龍神様の一種ともいわれているのです。ちなみに五行の中の五獣では水を玄武が司っているため、地域によっては玄武の代わりに黒龍を祀っている場合がありますよ。

黒龍は五行思想において、水とのスピリチュアルな関わりが強い存在です。水に関する意味や特徴を持っています。具体的には雨を降らせて水の恵みをもたらし、人間が生きるうえで必要な水を与えてくれるとの意味がありますよ。

黒龍はバランス感覚に長けているという意味もあります。五行における黒龍は、五感の耳を司る存在。耳には三半規管と呼ばれるからだのバランスを司る器官があるので、空間や人との距離感などのバランス感覚にも優れている意味を持つのです。

神として祀られることも多い黒龍は、中立の立場で物事の真実を見抜くスピリチュアルパワーを持つといわれています。正義感に溢れていて、ある意味自己犠牲と感じるほど人のためになろうとする黒龍には、真実を見抜き間違いを正す強さの象徴でもありますよ。

喪服を示す黒色や、死者の頭を向ける北の方角は、スピリチュアル的に死者を示す方角とされています。そのため、黒龍が死を司るとの考え方もあります。死を招く意味ではなく、死者の魂を安らかに眠らせ、転生のときを待つ際の守護神との意味合いが強いです。