お地蔵さんがある場所ごとに意味・種類が異なる?置き場所別に解説!
お地蔵さんがある場所ごとに意味が違うのを知っていましたか?この記事では、お地蔵さんがある場所ごとの意味を<寺院・道路脇・墓地>など場所別に解説します。お地蔵さんの種類別の意味や手を合わせてはいけない理由も解説するので参考にしてください。
目次
学校や公園:子供達の守り神
学校や公園などの子供が多く集まる場所にあるお地蔵さんは、子供たちの安全を見守るという意味合いがあります。そして、子供たちに寄り添い、子供たちが健やかに成長できるように、どんな時でも見守ってくれていると信じられているのです。
交差点や道路脇:交通安全・身代わり
交差点や、橋のたもとなど交通事故の多い場所にあるお地蔵さんは、交通事故から人々を守る意味があります。そして、そこを通る全ての人々の安全と、無事を願う意味があるのです。
また、お地蔵さんは死後の世界での苦痛を救うとも考えられているので、交通事故にあった人の魂を救うという意味でも設置されている場合もあるようです。
墓地:亡くなった人への供養
墓地にあるお地蔵さんは、故人が安らかに眠れるようにという意味で設置されています。また、墓地に悪いものが入り込まないようにという魔除けのような意味合いも兼ねて置かれていることもあるようです。
また、水子供養のお寺などにあるお地蔵さんは、水子地蔵といい、水子を救うという意味のあるお地蔵さんです。水子とは、流産や中絶などにより、この世に生まれることができなかった子供のことです。
現世で命を得ることは叶わなくとも、水子はお腹の中では生きていたのです。そのため、あの世で幸せに暮らし、決して苦しみに遭わぬようにという意味を込めて、お地蔵さんにお祈りする人が多かったのです。
この風習は現代でも受け継がれ、水子供養をお寺で行う人も少なくありません。
災害が発生した場所:死者の追悼・復興への願い
大きな地震や洪水などの自然災害が発生してたくさんの人が亡くなった場所にも、お地蔵さんが設置されることがあります。これは、災害で亡くなってしまった人の魂が苦しまず、等しく救われますようにという意味が込められています。
そして、災害から生き残った人の心の傷を癒し、無事に復興していけるようにという意味も込められています。
田畑や自然の中:農作業の安全・豊作祈願
田畑の中に佇むお地蔵さんは、農作業の安全と毎年の豊作を祈願する意味を込めて設置されたといわれています。
日本では、昔から稲作などの農業が盛んにおこなわれてきました。しかし昔は、天候や災害などで思うように収穫ができずに苦しむことも多かったのです。
農業がうまくいかなければ、収入がなくなるばかりか、自分たちの食べる物がなく、生きることさえできなくなってしまいます。それだけ、農業がうまくいくかどうかは大切なことでしたので、人々は熱心にお地蔵さんにお祈りをしました。
土地や家の境界:地域や家庭の守護者
お地蔵さんは、地域の守り神という意味合いで設置されることもありました。町の入り口や境界に設置されることが多く、悪いものから町を守る、町の繁栄を願うという意味を持ちます。
家の境界や家の敷地内にあるお地蔵さんも同じような意味合いがあり、その土地を守るという意味で設置されています。
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占い師/ヒーラー/スピリチュアルセラピスト
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占い師/ヒーラー/スピリチュアルセラピスト
生まれながらの直感と霊感で占いを通してお客様に必要なメッセージを届け、心を癒やしながら悩みを希望に変え、未来の幸せへと繋げていく「魔女の占い」で活動中。 精神科医療専門職として精神医学や心理学などを学び、心の病と向き合ってきた23年間の経験と、生まれながらのスピリチュアルな霊的経験から得たものを合わせた鑑定やカウンセリング、セラピーが人気。また、カラーセラピスト、パーソナルカラーアナリスト、エステティシャンとして、色や美の側面からも女性をサポートしている。