ドロバチの巣は縁起がいい！理由・言い伝えや家に蜂の巣がある時の対処法も

ハチの巣が縁起がいいとされる1番の理由は、やはり蜂は子沢山であることから。それもそのはず、女王蜂は日々２０００個余りの卵を産み続けます。

１つの巣で暮らす蜂すべてが１つの家族というわけです。蜂の生命力の強さゆえに、家に蜂の巣ができるとその家は代々子孫が繁栄すると言われるようになったのですね。

蜂の巣が縁起がいいとされる2つ目の理由は、巣に蓄えられる蜂蜜がキレイな黄金色をしているから。あの透き通ったキレイな金色は、オリンピックでいう「金メダル」そのものです。

蜂蜜はスピリチュアル的にも太陽を象徴する色とされ、自然界においても最上級に高貴な色として扱われています。まさしく「縁起がいい！」の代表格ですね。

蜂の巣が縁起がいいとされる3つ目の理由は、働きバチがいつも忙しく働いているから。働きバチはたくさんの幼虫を育てるために、蜂蜜を集めて回ります。ドロバチのメスも卵を産む前にせっせと餌となる蛾や青虫を巣に持ち帰ります。

子どものため家族のためにせっせと働く蜂の習性が、家族が代々繁栄していく様子とちょうど重なったのでしょうね。

蜂が家に巣を作ると「幸運が訪れる前兆だ！」と言われるほど、蜂は古くから「幸運の象徴」とされてきました。

これまでの成果が報われたり、思いもしないほどの幸運に恵まれたり、自分にとってプラスな出来事が舞い込む可能性も！蜂は幸運の前触れを知らせてくれる存在とも言えますね。

スピリチュアルの観点から蜂が意味することの2つ目に「金運・仕事運上昇」があります。蜂の身体が黄色であるところや蜂蜜の色が黄金色であることから「金運上昇」であったり、蜂がせっせと蜂蜜を集めて回ることから「仕事運上昇」の象徴とされています。

蜂が家に巣を作ると、これまでの努力が認められて収入アップにつながったり、宝くじに当選したりなどの思ってもみなかったチャンスが到来するかもしれません。

スピリチュアルの観点から蜂が意味すること3つ目は「家庭運上昇」です。1つの蜂の巣にいる蜂は、すべて1匹の女王蜂から生まれてきていて、まさしく1つの家族で構成されています。

もし家の中に蜂が舞い込んできたとしたら、それは「家庭にとって良いことが起きる」もしくは「家庭が上手くいっている暗示なのでは？」と捉えることもできます。

スピリチュアルの観点で蜂が意味すること4つ目は「無病息災・健康運上昇」です。蜂が毎日せっせと集める蜂蜜は、栄養価が高いことで知られていますよね。

蜂はもはや、スピリチュアル観点にとどまらず、リアルな世界でも健康を維持していくために重要な位置づけになっていると言えますね。

蜂の巣だけにとどまらず、蜂が花の上や蜜を運んでいる姿に出くわすと「恋愛運上昇」につながるというスピリチュアル的な捉え方もあります。

蜂は植物が実をつけるためには欠かせない、受粉のお手伝いをする役割を担っていますよね。いわば植物のめしべとおしべとの間を取り持つ仲人的存在です。それは人間界でいう「恋のキューピット」ともいえるのではないでしょうか。

ドロバチの性格は比較的温厚とはいうものの、身の危険を感じれば人を刺すことがあるのも事実。いくら危険性の低いドロバチでも、巣を見つけたら速やかに駆除することをおすすめします。

蜂に刺されると場合によっては、死亡するリスクも十分に考えられるので、蜂を駆除する専門業者を呼んで取り除いてもらいましょう。

危険性の低いドロバチなどの巣をそのまま放置しておくことは危険なので業者に駆除を依頼しましょう。空いた巣でも新たな蜂の巣の材料にされたり、他の害獣などの住処にされたりしてしまうことがあるからです。

蜂の巣の駆除は、やはり専門業者に依頼する方が安心。気になる料金相場は、蜂の種類によってばらつきがありますが、だいたい１万円前後と考えておきましょう。

蜂の巣駆除は、専門業者に依頼するのが理想的です。ただ金銭的な理由などで、自分で駆除をしないといけないケースもありますよね。そんなときに備えて、自分で蜂を駆除する方法を知っておきましょう。

蜂の駆除に適したタイミングは、成虫がいなくなった後がおすすめ。ドロバチのメスは巣を作ったあと餌を詰めてから卵を産み、巣の入り口をふさいだ後は戻ってくることはありません。そのため卵が孵化する９～１０月が狙い目の時期です。

蜂の巣はスピリチュアル観点から見ても「縁起がいい」とされているので、駆除した後はせっかくなら残しておきたいと考える人もいるでしょう。

準備するものは多少必要ですが、上記のような手順を踏めば自分で加工できます。蜂の巣は古くから、その家の繁栄を意味する象徴とされてきました。きちんと加工した状態で、お家の特別な場所に飾ってみたいものですね。