京都の安井金比羅宮はやばい縁切り神社？怖い・助けてとのエピソードも多数？

安井金毘羅宮は、藤原鎌足が一族の繁栄を願って建立した神社だとされています。神社に祀られているのは「崇徳天皇・源頼政公・大物主神」ですが、中でも崇徳天皇のエピソードによって安井金毘羅宮は縁切り神社として知られるようになりました。

保元の乱の敗戦によって流刑された崇徳天皇はこの世に絶望し、流刑先の讃岐にある金毘羅宮であらゆる欲を断って籠ったとされています、このことから、崇徳天皇は亡くなってから縁切りの神様として崇拝されるようになったのです。

また戦争によって寵愛していた阿波内侍との幸せな時間を奪われた崇徳天皇は、愛し合う男女の妨げとなる悪縁を断ち切ってくれるとも言われています。

そして縁切りする対象は人間関係だけではなく、安井金毘羅宮では「病気・酒・ギャンブル」など、あらゆる悪縁を断ち切って参拝者を助けてくれるでしょう。

縁切りに素晴らしい効果があると知られる安井金毘羅宮ですが、中には「安井金毘羅宮はやばい」と感じる人もいるようです。ここではなぜ安井金毘羅宮がやばいと言われるのか、その理由を解説します。

安井金毘羅宮がやばいと言われるのは、縁切りの効果がすごすぎるからだといえるでしょう。安井金毘羅宮では、怖いくらいに縁切りの効果が高いため、別れたくない人と一緒に参拝してはいけないとされています。

別れたい恋人や苦手な同僚など、縁を切りたい人との関係に悩んで助けて欲しい人は安井金毘羅宮を参拝するとよいでしょう。

安井金毘羅宮がやばいと言われるのは、呪い返しが理由だと考えられるでしょう。安井金毘羅宮では、参拝してネガティブな願い事をすると、不幸が自分に返ってくるとされており、これを「呪い返し」や「不幸返し」と呼んでいます。

安井金毘羅宮を参拝する時は、他人への呪いだと捉えられるような願い事をしてはいけません。誰かと縁を切りたくて助けて欲しい場合は、呪い返しを喰らわないように相手の新たな幸せも一緒に願うとよいでしょう。