龍神祝詞は危険?理由や効果・唱える際のポイントを解説

龍神祝詞は本当に危険なのでしょうか?この記事では、龍神祝詞が危険であるかどうかやその理由を解説します。龍神祝詞を唱えると得られる効果や唱える際のポイント・唱えるのにおすすめの神社も紹介するので参考にしてください。

目次

  1. 龍神祝詞とは?
  2. 龍神様と繋がるための非公式の祝詞
  3. 龍神祝詞の意味
  4. 龍神祝詞は危険なの?理由は?
  5. 龍神祝詞自体に危険性はない
  6. 信仰心なしに私欲で唱えるのは危険
  7. 龍神祝詞の効果は?
  8. ①災難を振り払う
  9. ②願い事が叶う
  10. ③健康運が上昇する
  11. ④金運が向上する
  12. ⑤恋愛運が上昇する
  13. 龍神祝詞を唱える際のポイントは
  14. 正しい唱え方
  15. 一言一句噛み締めて大事に唱える
  16. 自分と龍神様の相性がいいかは確認しておく
  17. 龍神祝詞を唱えるのにおすすめの神社は?
  18. ①京都:貴船神社
  19. ②神奈川県:江島神社
  20. ③長野県・戸隠神社
  21. ④神奈川県・九頭龍神社(箱根神社)
  22. ⑤滋賀県・都久夫須麻神社(竹生島神社)

龍神祝詞とは?

龍神祝詞は、龍神様に奏上(そうじょう/申し上げる・聞いてもらう)ための祝詞です。龍神祝詞を唱えることで、龍神様が私たちの穢れを払い、願いが叶う手助けや道を示してくれます。

龍神祝詞を唱えるのは神社の参拝時や神棚に挨拶をする際などですが、龍神様はいつでも私たちを見てくれているため、基本的にはいつ唱えても良いとされています。ここで紹介する龍神祝詞の意味を理解して、龍神様に話を聞いてもらいたい時に唱えてみましょう。

龍神様と繋がるための非公式の祝詞

龍神祝詞とは、龍神様とつながるための非公式の祝詞です。その由来は、龍神様とつながろうとする人々の気持ちにあります。神社本庁が作成した正式な祝詞ではありませんが、龍神様をお祀りしている神社にお参りする際に唱えると良いと考えられています。

以下では龍神祝詞の原文と、その読み方を紹介します。

高天原(たかあまはら)に坐(ま)し坐(ま)して 天(てん)と地(ち)に御働(みはたら)きを現(あらわ)し給(たま)う龍王(りゅうおう)は
大宇宙根元(だいうちゅうこんげん)の御祖(みおや)の神(かみ)にして一切(いっさい)を産(う)み一切(いっさい)を育(そだ)て
萬物(よろづのもの)を御支配(ごしはい)あらせ給(たま)う王神(おうじん)なれば
一二三四五六七八九十(ひふみよいむなやこと)の十種(とくさ)の御寶(みたから)を己(おの)がすがたと變(へん)じ給(たま)いて
自在自由(じざいじゆう)に天界地界人界(てんかいちかいじんかい)を治(おさ)め給(たま)う 龍王神(りゅうおうじん)なるを尊(とうと)み敬(うやま)いて
眞(まこと)の六根一筋(むねひとすじ)に御仕(みつか)え申(もう)すことの由(よし)を受引(うけひ)き給(たま)いて
愚(おろ)かなる心(こころ)の数々(かずかず)を戒(いまし)め給(たま)いて
一切衆生(いっさいしゅじょう)の罪穢(つみけが)れの衣(ころも)を脱(ぬ)ぎ去(さ)らしめ給(たま)いて
萬物(よろづのもの)の病災(やまい)をも立所(たちどころ)に祓(はら)い清(きよ)め給(たま)い
萬世界(よろずせかい)も御祖(みおや)のもとに治(おさ)めせしめ給(たま)へと祈願奉(こひねがいたてまつ)ることの由(よし)をきこしめして
六根(むね)の内(うち)に念(ねん)じ申(もお)す大願(だいがん)を成就(じょうじゅう)なさしめ給(たま)へと
恐(かしこ)み恐(かしこ)み白(もお)す

龍神祝詞の意味

龍神祝詞の原文は、わかりにくい表現が多くあります。龍神祝詞の意味を理解して唱えることで、より龍神様の御心とつながりやすくなるとされています。以下では、現代の言葉に訳したものを紹介します

高天原に鎮座し、天と地にお姿を現す龍王は、宇宙の創造主のお使いであり、あらゆるものを産んで育て、万物を支配する王です。

十種の御寶に姿を変え、自由自在に天上界、地上の世界、人間界を治める龍王神を敬い、六根(眼、耳、鼻、舌、身、意の6つの感官能力)すべて一筋にお仕え致します。

愚かな心を戒め、生きとし生けるものの罪穢れ、あらゆるものの病や災いを祓い清め、萬世界をお治めくださいますようお願い申し上げます。

六根で思う大きな願いが成就するよう恐れ多くも申し上げます。

龍神祝詞は危険なの?理由は?

龍神祝詞は危険だというのは本当なのでしょうか?ここでは、龍神祝詞が危険だと言われている理由について解説します。

龍神祝詞自体に危険性はない

龍神祝詞自体には危険性はありません。龍神様は、弥生時代から水の神様として祀られてきました。現代では、仏教・神道ともに龍神信仰が広まっており、龍の名を持つ神仏を祀る神社仏閣も多くあります。

古くから信仰を集め、現代まで続く龍神信仰による龍神祝詞は、日本の古代から伝わる神聖な言葉です。そして、龍神様と私たちのつながりを深める手段でもあります。龍神様に真剣に想いを伝えたいのなら、参拝時に龍神祝詞を唱えるこに危険性はないでしょう。

信仰心なしに私欲で唱えるのは危険

龍神祝詞が危険だと言われる理由は、信仰心がないのに私欲で唱えることにあります。近年では龍神様を信じることで、願いを叶えてもらいたい・運気を上げたいというような龍神信仰が広まっています。

人間の都合の良いように扱い、龍神様に対する尊敬の気持ちが伴わない信仰は危険なのでやめましょう。

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