ブレサリアンとは?死亡例がある?不食主義者の仕組みや実在例を紹介
食事を摂らずに生活しているというブレサリアンですが、どのようにして生命活動を維持しているのでしょうか?この記事では、ブレサリアンの仕組みや実在例を紹介します。ブレサリアンの危険性・死亡例も紹介するので参考にしてください。
目次
ブレサリアンとは?
ブレサリアンという言葉を聞いたことはありますか?動物の肉を摂取しないベジタリアンやヴィーガンは有名ですが、ブレサリアンはなじみがないですよね。今回は、ブレサリアンとはどのような生き方なのか解説します。
水も食べ物も摂らずに生活している人のこと
ブレサリアンとは、水や食べ物をほとんど摂らずに生活している不食主義者のことです。呼吸のみで生きていることから「ブレス」にちなんで名づけられました。
彼らは、呼吸や太陽光を通してエネルギーを吸収しているため、食べ物からのエネルギー摂取を必要としないと主張しています。一般的には、人間が生きるうえで食事は必須だと考えますよね。しかし、ブレサリアンはほとんど飲食をせずに何年も健康に生活しているのです。
ブレサリアンの仕組みは?どうやって生命活動を維持している?
飲食をほとんどしないブレサリアンはどのように生命活動を維持しているのでしょうか。ここからは、ブレサリアンの仕組みを解説します。
横山スバル
食事を摂らずに生活している人はいます。ここからは、「食べなければ生きていけない」という固定観念がある方はその考えを一旦脇に置いて、アタマを柔らかくして、その仕組みを見ていきましょう。
大気中の「プラーナ」を取り込んでいる
ブレサリアンは大気中の「プラーナ」を取り込み、生命活動を維持しています。プラーナとは生命エネルギーや気のことで、風や植物、太陽などの万物に存在するといわれています。
ブレサリアンは、意識して深呼吸をおこなう呼吸法や日光浴を通して、大気から生命エネルギーを吸収しているのです。
食事を摂らないことで消費エネルギーを極限まで抑えている
ブレサリアンは食事を摂らないことで、生きるための消費エネルギーを極限まで抑えています。人間の体は外からのエネルギー摂取が止まると、省エネモードに切り替わります。基礎代謝が低下し、少ないエネルギーでも生きられるように体が変化するのです。
また、ブレサリアンの腸内細菌は一般の人と異なり、食べ物以外からエネルギーを生み出せるようになっていると考えられています。
オートファジー機能が高まるからとも考えられている
ブレサリアンが生きていられるのは、体内でオートファジー機能が高まるからとも考えられています。オートファジーとは、飢餓状態を生き抜くために自身の細胞を変化させたり、筋肉や脂肪を分解したりすることで、エネルギー補給をおこなう自食作用のことです。
不食を続けることで、ブレサリアンの細胞に何らかの変化が生じ、エネルギーを生み出せるようになったと考えられています。
ブレサリアンは実在する?
ブレサリアンの仕組みを理解しても、飲食せずに生きることは不可能だと感じる人も多いでしょう。ブレサリアンは実在するのか気になりますよね。ここからは、実際に実践している人のライフスタイルをみていきましょう。
アメリカに実際にブレサリアンを実践している夫婦がいる
実際にブレサリアンを実践している夫婦がアメリカに住んでいます。彼らはブレサリアンを広げる活動もしていますよ。
新聞紙ザ・サンによると、アカヒ・リカルドとカミラ・カステッロの夫婦は、2017年時点で9年間、週に3回ほどひとかけのフルーツや少量の野菜スープを食べるだけで生活しています。また、カミラは妊娠期間中にほとんど食べ物を摂取せずに第1子を出産しました。
彼らは「ブレサリアンを実践することで、健康や精神安定に効果があるだけでなく、食費を削減できているため、旅行にお金を使えている」と語っています。(2017,ザ・サン)
食べ物に執着や依存をしないことで、自由を獲得できて生活が豊かになったのを感じたそうです。ブレサリアンはまったく何も食べないのではなく、宇宙からの恵みを理解し、制限なく生きることを目的としているとのこと。
彼らは、宇宙からのスピリチュアルなエネルギーと結びついていれば、ほとんど何も食べずに生きることは可能だと語っています。空腹の感覚さえ忘れているようです。
横山スバル
他にも、食事時間や調理時間の節約、食事中に出るゴミの削減、消化にかかる内臓の負担軽減などのメリットがあります。
ブレサリアンは危険?死亡者も?
ブレサリアンは食事からのエネルギー摂取をほとんど断つため、命を落とす危険がともないます。ここからは、ブレサリアンを実践して死亡した人はいるのか見ていきましょう。
スイス人女性がブレサリアンを実践して餓死した
2011年、スイス人女性がブレサリアンを実践して餓死したという痛ましい事態が発生しました。彼女はドキュメンタリー映画を見てブレサリアンの生き方を知り、感銘を受けました。
そして、ブレサリアンに関する本を参考に、最初の1週間は飲食を一切断ち、次の2週間は飲み物だけで固形の食べ物を摂取しない方法を実践したのです。固形物を摂取しない彼女は、みるみるうちに衰弱していきました。
家族は中止を呼びかけましたが、彼女はまだ継続するとのことで「体調が悪化したらすぐに中止する」と約束しました。しかし彼女が電話に出なくなり、家族が駆けつけたところ、すでに死亡していたのです。検死の結果、餓死が原因だとわかりました。
スピリチュアルな世界を好む人は、宇宙からのエネルギーのみで生きるブレサリアンに憧れを抱くかもしれません。しかし、彼らの生き方には医学的根拠がなく、命を落とす危険があるものだと忘れないようにしましょう。
ブレサリアンについて知ろう
ブレサリアンとは食事や水をほとんど摂らず、呼吸や太陽光から生命維持に必要なエネルギーを吸収している人々とのことでした。ブレサリアンを9年間実践しても健康でいる人がいる一方で、命を落とした人もいることを頭に入れておきましょう。
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スピリチュアル覚醒ヒーラー/ヒプノセラピスト/カタカムナ講師
ヘミシンクとの出合いから精神世界に目覚める。占い師、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラー、...
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スピリチュアル覚醒ヒーラー/ヒプノセラピスト/カタカムナ講師
ヘミシンクとの出合いから精神世界に目覚める。占い師、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラー、ヒプノセラピスト、ヘミシンク、カタカムナ講師、オンラインサロンオーナーなどスピリチュアル関係のさまざまな経験を持つ。今現在は、自身もスピリチュアル探究を続けながら、「変わりたくても、変われない。」という方に対して、スピリチュアルな視点からのアドバイスを送るセッションに加え、カタカムナ・ヘミシンクなど「覚醒」をテーマにした講師活動も行っている。
保有資格:一般社団法人スピリチュアルマスタアカデミー修了(ベーシック26期、マスター10期)ライタリアン・アセンションバンド マスター資格NGH(米国催眠士協会)公認ヒプノセラピスト縄文カタカムナ文化塾認定講師(初級・中級)ヘミシンク 第7回スターラインズ・リユニオン修了 他多数