徳を積むスピリチュアル的意味!実は意味がない?目的はカルマの解消?

徳を積むのにはスピリチュアル的な意味があるのを知っていましたか?この記事では、徳を積むのスピリチュアル的な意味・目的や、得られる効果・方法を紹介します。徳を積む際の注意点や逆に徳がなくなる行為も紹介するので参考にしてください。

専門家監修 |スピリチュアルカウンセラー 平池来耶

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霊視家、スピリチュアルカウンセラー&セラピスト
豊富な霊的体験に加え、心理学、哲学、占術、神秘学に精通しているスピリチュアル・カウンセラー&セラピスト。前世リーディングの第一人者でもあり...

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霊視家、スピリチュアルカウンセラー&セラピスト
豊富な霊的体験に加え、心理学、哲学、占術、神秘学に精通しているスピリチュアル・カウンセラー&セラピスト。前世リーディングの第一人者でもあり、これまでに40000人以上のクライアントを霊視し、相談者の知りたいことや現在抱えている問題に対しその原因を解明し、解決へと導いている。また「スピリチュアル・メッセージと瞑想の集い」を主宰し、魂とのつながりを深めるためのメッセージを発信している。「運命の鏡 スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ100」PHP研究所刊 、「前世のあなたは運命の相手とどんな約束をしたのか」アドレナライズ刊 他、著書多数。

目次

  1. 徳を積むとはどういうこと?
  2. 陰徳:人知れず行う善行
  3. 陽徳:人に感謝・認知される善行
  4. 徳を積むスピリチュアル的な意味・目的とは?実は意味がない?
  5. ①カルマの解消
  6. ②自分の心の満足を目指す
  7. ③徳が切れないようにする
  8. ④本当の幸せを手に入れる
  9. 徳を積むスピリチュアル的な効果は?どうなる?
  10. 人気が出る
  11. 開運につながる生活が送れる
  12. オーラが高まる
  13. 霊格が上昇する
  14. 来世にもかかわりがある
  15. 徳を積んだ人のスピリチュアル的な特徴は?
  16. 美男美女で人相が良い
  17. ポジティブな考え方ができる
  18. 自分の考えだけでなく周りの意見も尊重できる
  19. 感謝の気持ちが常にある
  20. 責任感がある
  21. 徳を積むための5つの方法は?
  22. ①掃除をしたり他人のために行動する
  23. ②他人に物をあげる
  24. ③常に穏やかな雰囲気でいることを心がける
  25. ④他者や世の幸せを願う
  26. ⑤他人の相談に乗る
  27. 徳を積む際の注意点は?
  28. 自己犠牲は払わないようにする
  29. 見返りは求めないようにする
  30. 「無財の七施」を心がける
  31. 逆に徳がなくなるのはどんな行為?

徳を積むのは、簡単ではありませんし、何が正解かなどの概念はありませんね。自分の利益のためだけにした善行は、徳を積むことにはなりません。ここでは、徳を積む際の注意点を紹介します。正しい行いができるように意識してみましょう。

自己犠牲は払わないようにする

徳を積むということは、自己犠牲は払わないようにするのが、本当の意味での徳を積む行いといえるでしょう。「徳」とは、よい行いをすることをいいますが、世の中の善悪が絶対的ではありません。

よいと思って行ったことがタイミングによっては、相手にとって悪になる場合もあるのです。自分の気持ちを無視したり、我慢したりして行うことが必ずしもよいというわけではありません。自分の心が満足するような行いが徳を積むことにつながるのです。

見返りは求めないようにする

徳を積む行いは、陰徳による場合に多くの徳が積めるといわれています。徳を積む行いは、見返りを求めないのが、本当のよい行いといえるでしょう。誰かに褒められたい、よく思われたい、などの気持ちがあるのは、徳を積む行いではないのです。

「無財の七施」を心がける

徳を積む行いの中で、仏教が教えているものに「無財の七施」というものがあります。これは、財産やお布施でなくても、誰でもできるお布施という考え方の上に成り立っています。徳を積む行いにあてはまるので、日頃から意識するとよいでしょう。

無財の七施
  • 眼施→優しく温かい気持ちを持ったまなざしで人と接すること
  • 和顔施→和やかで穏やかな表情で人と接すること
  • 言辞施→優しい思いやりのある言葉で人と接すること
  • 身施→体を使って人のために奉仕する行いのこと
  • 心施→他人の心配をしたり相手と同じように喜怒哀楽を感じたりすること
  • 床座施→公共の場所などで席や場所を譲ること
  • 房舎施→雨などをしのげる場所を提供すること

徳を積むといっても、何から始めればよいかわからないという人は「無財の七施」を意識して生活してみるとよいでしょう。それを意識しているだけでも、自然と徳が積めるようになります。難しいことではないので、できるときに行うとよいでしょう。

逆に徳がなくなるのはどんな行為?

徳を積むとは反対の行為をすると、逆に徳がなくなります。徳を積むのはよい行いをすることですが、逆に人に対して嫌な気持ちにさせる行為は、徳がなくなる行為です。それもわざとするのは余計に徳がなくなります。

相手に意地悪をしたりうっぷんを晴らしたりする行為はよくありません。人間ですから、自分の機嫌が悪いときもありますが、自分のイライラをぶつけたり怒りの感情に任せて相手にひどいことをいったりするのは、徳がなくなる行いなのです。

徳を積むスピリチュアル的な意味や効果を知ろう

徳を積むとは、よい行いをすることを示すことがわかりました。昔、おばあさんなどが「お天道様が見ているよ」などとよくいったものです。よい行いをしていれば、因果応報でいずれ自分に返ってくるというものですね。

スピリチュアル的にも徳を積むというのは、魂のレベルを上げる行為でもあります。徳を積む行為の意味を知り、生活に取り入れるとよいことが舞い込むでしょう。誰かに称賛されるためでも、認められためでもなく、自分の気持ちが喜ぶことを行ってみましょう。

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