菊理姫は怖い？スピリチュアル的なご利益や龍神との関係・忌み言葉について解説

縁切りを願う方にとってはありがたい神様ですが、縁を切りたくない方には怖い神様だと思いませんか。

古くから日本では「発した言葉が現実になる」「言霊には魂が宿る」と信じられてきました。「良い言葉が良い未来を創る」といわれるように言葉にはスピリチュアルな力が働きやすいので、普段から意識するのが良いですね。特に神様の領域では発言に気をつけましょう。

菊理姫（くくりひめ）は、縁切り・縁結びのご利益で知られていますが、他にも様々なご利益があるのはご存じでしょうか？ここからは菊理姫（くくりひめ）のスピリチュアル的なご利益について詳しく紹介していきます。

菊理姫（くくりひめ）は伊弉諾尊（いざなぎのみこと）と、伊弉冉尊（いざなみのみこと）の喧嘩を仲裁したことから、ご縁を「くくる」縁結びの神様といわれています。同時に双方が納得いく形で円満に縁を断ち切ったことから、縁切りのご利益があるとされています。

良縁を招き入れるには、悪縁を手放すことが必要です。良縁を望んでいる方や、逆に悪縁を断ち切りたい方は、菊理姫（くくりひめ）にお願いしてください。きっと菊理姫（くくりひめ）の持つスピリチュアルなパワーが、お互いにとって良い方向へ導いてくれることでしょう。

菊理姫（くくりひめ）は女の神様であることから、生命の親神様と呼ばれ子孫繁栄にご利益があります。また、縁結びの神様といわれることから男女の縁だけでなく、親と子の縁も取り持ち幸せに導いてくれるでしょう。

日本書紀のワンシーンだけに登場する菊理姫（くくりひめ）。その正体は謎に包まれており、これまで龍神説や弁財天説などさまざまな考察がされてきました。ここからは、仮説を3つ紹介し、菊理姫（くくりひめ）の正体に迫っていきます。