菊理姫は怖い?スピリチュアル的なご利益や龍神との関係・忌み言葉について解説

菊理姫は怖いと言われているのを知っていましたか? この記事では、菊理姫が怖いと言われる理由やスピリチュアル的なご利益・正体について解説します。龍神様との関係性や菊理姫がお祀りされている神社を<白山比咩神社>など5つ紹介するので参考にしてください。

専門家監修 |占い師 北の隠れ魔女ゆうこ

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生まれながらの直感と霊感で占いを通してお客様に必要なメッセージを届け、心を癒やしながら悩みを希望に変え、未来の幸せへと繋げていく「魔女の占い」で活動中。
精神科医療専門職として精神医学や心理学などを学び、心の病と向き合ってきた23年間の経験と、生まれながらのスピリチュアルな霊的経験から得たものを合わせた鑑定やカウンセリング、セラピーが人気。また、カラーセラピスト、パーソナルカラーアナリスト、エステティシャンとして、色や美の側面からも女性をサポートしている。

目次

  1. 菊理姫とは?
  2. 日本書紀に登場する神様
  3. 神話内でイザナギとイザナミの仲を取り持った
  4. 菊理姫は怖い?理由は?
  5. 縁切りの効果が絶大だと言われている
  6. 忌み言葉があり口にすると神罰が下るとされている
  7. 菊理姫のスピリチュアル的なご利益とは?
  8. 縁切り・縁結び
  9. 安産・子育て・子授け
  10. 五穀豊穣・大漁
  11. 菊理姫の正体は?
  12. ①龍神説
  13. ②瀬織津姫説
  14. ③弁財天説
  15. 菊理姫をお祀りしている神社は?
  16. ①白山比咩神社(石川県)
  17. ②新日吉神宮(京都府)
  18. ③白山神社 (新潟県)

菊理姫とは?

菊理姫(くくりひめ)とは、日本書紀の中に登場する女神です。日本国土を産んだ男女一対の神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の間でいさかいが起きた際に、仲裁の役割を果たしました。そのことから縁結びの神であると同時に縁切りの神様とも呼ばれています。

菊理姫(くくりひめ)の「くくり」には「ものごとをひとつに括る」の意味があり、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の喧嘩を仲裁したことが名前の由来になったと考えられています。

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菊理姫は、縁結びや縁切りで有名な神様ですが、龍神様との繋がりも深く「水を司る神様」として「穢れを祓い清め浄化してくれる強い力」も持っています。
スピリチュアル的なご利益もある菊理姫について、今回の記事も参考にしてくださいね。

日本書紀に登場する神様

菊理姫(くくりひめ)は「日本書紀」の一書にだけ登場する女神で「古事記」にはその名は記載されていません。伊弉冉(いざなみ)と伊弉諾(いざなぎ)の2人の夫婦の神様が喧嘩になる場面にのみ現れます。

日本書紀には菊理姫(くくりひめ)が伊弉諾(いざなぎ)に向かって何かを話したと記録されていますが、何を話したかなどの詳細は記されていません。

さらに一緒に登場した泉守道者(よもつちもりびと)との関係も記されておらず、菊理姫(くくりひめ)はとても謎の多い神様なのです。

神話内でイザナギとイザナミの仲を取り持った

「日本書紀」によると、伊弉冉尊(いざなみのみこと)は火の神を出産する際に、やけどで亡くなってしまいます。悲しんだ伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は、地上世界と黄泉の国の間にある黄泉比良坂(よもつひらさか)へ迎えに行きました。

しかし、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の変わり果てた姿をみて、驚き逃げ出してしまいます。怒った伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、夫の後を追いかけ、やがて激しい口論へと発展します。

ここで、どこからともなく菊理姫(くくりひめ)が現れ、夫婦の言い争いを仲裁し、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は無事に現世に帰ることができました。

死者となり黄泉の国へ旅立った伊弉冉尊(いざなみのみこと)と、生者伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の間を取り持った菊理姫(くくりひめ)は、死者と生者を繋げたスピリチュアルな力を持つ女神であったといえるでしょう。

菊理姫は怖い?理由は?

日本神話の中では、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の喧嘩を仲裁した菊理姫(くくりひめ)。そのエピソードからは優しい印象を受けますが、菊理姫(くくりひめ)は「怖い」「厳しい」といわれるのはなぜでしょうか?

ここからはその理由について詳しく解説していきますので一緒に見ていきましょう。

縁切りの効果が絶大だと言われている

菊理姫(くくりひめ)は、縁切りの神とも呼ばれます。日本書紀の異伝によると、日本を創ったとされる偉大な神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と、伊弉冉尊(いざなみのみこと)が口論をした際、突然どこからともなく菊理姫(くくりひめ)が現れます。

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