戸隠神社は行ってはいけない？危険で怖い？理由や参拝時のポイントを解説

長野県の霊山戸隠山の中にある戸隠神社は、スピリチュアルの力が溢れているパワースポットです。奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五つの社で構成されており、天岩戸開き神話に関連した神様たちを祀っています。

はるか昔に天照大神が岩戸に隠れる出来事がありました。世界が真っ暗闇に包まれてしまい、見かねた神様たちが天照大神を外に連れ出すための宴を開きます。賑やかさが気になった天照大神が姿を見せた際に、天手力雄命が岩戸を押し開きました。

その岩戸が落ちた場所が戸隠山になったとの言い伝えから、天岩戸開き神話とゆかりのある神様たちを祀る運びとなったのです。戸隠山の強いスピリチュアルパワーや、多くの神様が集結している点から、自己覚醒と人生開運のご利益があるといわれていますよ。

戸隠神社の奥社には天岩戸を開いた天手力雄命が、中社には学業成就のご利益を持つ天八意思兼命が祀られています。ほかに祀られている神様は、宝光社の天表春命、火之御子社の天鈿女命です。

また、古くから地主神として親しまれていた九頭竜大神が九頭龍社に祀られています。九頭龍大神は水と豊作を司る神様です。長い歴史の中で修験道や戦の舞台となる時もあり、スピリチュアルパワーが集結する場所ですよ。

霊験あらたかな霊山の中にあり、多くの神様が祀られている戸隠神社はパワースポットとして大変人気が高い場所です。しかし一部では、戸隠神社に行ってはいけないといわれています。実際はどうなのでしょうか。戸隠神社に行ってはいけない噂の真相を解明していきましょう。

しかし行ってはいけない場所との情報を見ると、どうしても不安になってしまいますよね。戸隠神社が怖い・危険といわれるケースが少なからず存在し、いつしか戸隠神社が行ってはいけない場所とのうわさが広まったのだと考えられます。

戸隠神社は有名なパワースポットにもかかわらず、行ってはいけないといわれることが多い場所です。なぜ行ってはいけないといわれてしまうのか、戸隠神社が怖い・危険といわれる理由を詳しく見ていきましょう。

実際の修行では、熊が出没するような自然あふれる山の中にある、険しい崖を身一つで登ります。崖の上には山伏が修行をするお堂があり、そこで法螺を立てるのです。厳しすぎる修行の実態を知る人が、参拝客に行ってはいけないと伝えたのが広まった理由と考えられますね。

戸隠神社を含む戸隠山の道筋は軍用道路として評価がとても高く、戦や土地の繁栄に欠かせない点から、二人の武将が奪い合う構図となります。その結果、戸隠は川中島の戦いの前哨地となり、多くの死者が出てしまいました。

霊感が強い人は、お墓や病院などの死者が多い場所で気分が悪くなることがあります。戸隠神社も例外ではなく、霊の影響で体調を崩した経験のある人が行ってはいけない場所と言い伝えたのが現在も色濃く残っているのでしょう。

五つの社をすべて回る参拝コースは、バスを利用しても3時間以上、すべて徒歩で巡ると4時間以上かかります。さらに参道は舗装されていないため、服装や靴、飲み物などの準備も必須です。

戸隠神社は人気のパワースポットですが、訪れるためには入念な下準備や4時間以上歩き続ける体力が必要です。そのため、戸隠神社は参拝が大変なので行ってはいけないと言い伝えられている可能性があります。

実際に訪れて、戸隠神社が強力なパワースポットと感じた人もいます。この人のオーラとは相性がよかったため優しさを感じたとコメントしていました。戸隠神社は地属性に分類されるので、自分の持つ属性によっては相性が悪くつらさを感じる場合もあります。

戸隠神社に行ってはいけない理由さえわかれば、恐怖心や危険性は薄れるでしょう。戸隠神社は多くの神様が祀られているため、参拝者にさまざまなご利益を与えてくれますよ。戸隠神社のご利益について詳しく見ていきましょう。

とくに天手力雄命が祀られる奥社は険しい山道を40分歩いた先にあり、奥社へ向かう間に自分自身と向き合い本当の願いを見つけられます。道のりは険しいですが、ぜひ戸隠神社を訪れた際は奥社への参拝も計画してくださいね。

勝負どころで思わぬ力を発揮して物事をいい方向に導いた点から、戸隠神社の奥社に勝負運のご利益を求めて訪れる人も少なくありません。

学業成就は学生だけでなく、資格試験に挑戦する大人もご利益を頂けますよ。受験合格を目指す場合は合格祈願のお守りも用意されています。何か新しいことを学びたいと考えた際は、戸隠神社の中社を参拝しましょう。

中でも九頭龍大神は九つの頭を持ち、龍の中でもトップクラスの力を持つ存在です。さらに九頭龍の九は数字の中でも最大で、永遠や永久を連想させますよね。永遠の愛を得られるとの考え方から縁結びのご利益があるといわれています。

ちなみに天鈿女命が天岩戸開き神話で披露した踊りは、島根県で古くから伝わる石見神楽のルーツとされています。芸術や芸能の分野で伸び悩んでいる人は、長い年月が経っても色あせない文化の考案者である天鈿女命のご利益を頂きましょう。

戸隠神社に行ってはいけないとのうわさが流れるのは、強いパワースポットであるがゆえに、相性が悪い人が体調不良などの不具合を起こすのが理由の1つとして挙げられていました。戸隠神社に参拝する時におさえておきたいポイントや注意点について詳しく見ていきましょう。

まず自分の生年月日を一桁になるまで一数字ずつ足し算します。二桁の場合は十の位と一の位を足してください。続いて血液型ナンバーを足しましょう。A型が1、B型が2、AB型が3、O型が4です。すべての足し算を終えて導き出された一桁の数から属性がわかります。

最後に導き出された数が、1と6なら地、2と8は水、3と7は火、4と9は風、5が空です。たとえば1990年7月1日生まれのB型の人は、2なので水属性と判断できます。戸隠神社は地属性なので、水や空の人は相性が悪く参拝時には注意が必要です。

基本的な手順は、参拝作法として有名な二拝二拍手一拝です。お辞儀は深々と頭を下げる、手は胸の高さで打つなどの細かい部分もマスターすれば、自信を持って参拝できますよ。難しいしきたりはないので、頭に入れたうえで境内に立ち入るといいですね。

また、お参りの前後にご挨拶の会釈を加えると丁寧になると紹介されています。お願い事を心の中で唱える形になるので、その前後に神様へのご挨拶を添えるようにしましょう。

戸隠神社に行ってはいけないといわれる理由がわかり、自分は参拝しても問題ないと判断できたら、ぜひ一度訪れて強力なパワースポットを体感してみてください。戸隠神社に行くためのアクセスや、買えるお守りについて紹介します。

戸隠神社の中でも奥社参道は険しく長いと有名です。しかしこの参道杉並木は長野県の史跡・天然記念物に指定されている貴重なもの。事前準備を万全として、参道杉並木の壮大さを味わいながら参拝すれば、自然に気持ちがスッキリするでしょう。

戸隠神社といえば、五社巡りも人気です。すべてのお社で御朱印を頂くのを目指してみてもいいですね。戸隠神社は広く足場が悪いところもあるので、五社巡りをするには万全な準備と十分な時間を確保して臨みましょう。

戸隠神社は多くの神様を祀る長野県屈指のパワースポットです。多くの参拝客から人気がある一方で、行ってはいけないとのうわさが絶えません。しかし行ってはいけないといわれる理由は相性や歴史に準ずるものであり、科学的な根拠はないので安心してください。

戸隠神社は地属性の神社のため、繭気属性が水や空の人は相性が悪く注意が必要ですが、正しい参拝方法を身につけておけば鬼に金棒ですよ。人気のパワースポットである戸隠神社を訪れ、強いスピリチュアルパワーやご利益を頂きましょう。