富士山本宮浅間大社のスピリチュアル的な歴史やご利益！不思議体験やお守りの種類も

富士山を臨むロケーションにある富士山本宮浅間大社は桜の名所でもあり、多くの人が訪れるスピリチュアルなパワースポットとして人気です。ここでは祀られている神様や歴史など、富士山本宮浅間大社について詳しく解説します。

その後、浅間大神によって噴火は鎮められたといわれています。浅間大神は現在の富士山本宮浅間大社から北に6キロの地にある「山宮」に祀られるようになりました。

山宮は社殿を持たないことが特徴で、富士山を直接ご神体として祀る古代祭祀の形を取っていたことから、境内には富士山を拝むための遥拝所が設けられています。

806年には、平城天皇の命を受けた征夷大将軍の坂上田村麻呂によって現在の大宮がある場所に社殿が作られ、浅間大神は山宮から大宮へと遷座されたのです。富士山のスピリチュアルな御神水が湧き出る地であったことが、大宮の場所が選ばれた理由だと考えられています。

大山祇神の娘である木花之佐久夜毘売命は、とても美しい神様として知られていました。天照大神の孫神である瓊々杵尊は、木花之佐久夜毘売命の素晴らしい美貌に一目ぼれして求婚したとされています。

無事に夫婦となった二人ですが、懐妊の際には瓊々杵尊が木花之佐久夜毘売命の不貞を疑ったとの逸話が残っています。そのため木花之佐久夜毘売命は身の潔白を証明するために、燃え盛る炎に包まれた産屋で無事に3人の皇子を出産したとされています。

木花之佐久夜毘売命と瓊々杵尊の夫婦の逸話から、富士山本宮浅間大社は家庭円満・安産・火難消除などにスピリチュアルなご利益があるとされているのです。

また富士山本宮浅間大社には、木花之佐久夜毘売命のご神木である桜がおよそ500本も植えられており、春には多くの人が訪れる人気のスポットとなっています。

木花咲耶姫のスピリチュアルな逸話については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

ここでは、富士山本宮浅間大社にまつわる不思議でスピリチュアルな歴史上の逸話を紹介します。