琵琶湖の竹生島の神社はやばい・怖い？理由やスピリチュアル的な効果・ご利益も

奈良時代に行基が仏教の守護神である四天王像を竹生島に安置したことから、竹生島は神様が住む島として信仰されるようになりました。

竹生島の南部には竹生島神社と宝厳寺があり、いずれもスピリチュアルなご利益が得られるとして多くの観光客が訪れるパワースポットです。

竹生島神社では、市杵島比売命（いちきしまひねのみこと）を始め4柱の神様が祀られています。天照大御神の子である市杵島比売命の別名は弁財天で、神奈川県の江島神社と広島県の厳島神社に並ぶ日本三大弁財天の1つだとされています。

宝厳寺は真言宗豊山派の寺院であり、本尊は大弁財天です。また観音堂の本尊は千手観音菩薩で、宝厳寺は日本三大弁財天であるとともに観音霊場としても有名です。

ここでは琵琶湖の竹生島の神社がやばい・怖いと言われる理由について、詳しく解説します。

竹生島の周辺が古戦場だったことから、琵琶湖には戦に敗れた武将が沈んでいるというやばい伝説がいくつもありますよ。

たとえば豊臣秀吉と柴田勝家は琵琶湖周辺で戦を繰り広げ、琵琶湖は武士の血でやばいほどに真っ赤になったという話が残っています。

また古くから琵琶湖を知る漁師の間では、「水中から落ち武者の死体が出る」というやばい話が有名です。そのため今でも「網を仕掛けてはいけない」とされる怖い・やばい場所があると言われています。

近江国風土記では、夷服岳（伊吹山）の多々美比古命（たたみひこのみこと）と浅井岳（金糞岳）の浅井比売命 （あざいひめのみこと）が高さ比べをしたと書かれています。

そして勝負に負けてしまった多多美比古命は、やばいくらいに逆上して浅井姫命の首をはねてしまったとのこと。その時に落ちた浅井姫命の首が、現在の竹生島になったというやばい話があるのです。

島の成り立ちが怖い話に由来しているため、琵琶湖の竹生島の神社がやばいと言われているのでしょう。