京都の行かない方がいい神社・お寺7選!行ってはいけないのはなぜ?
京都に入ってはいけない神社やお寺があるのを知っていましたか?この記事では、京都の行かない方がいい神社・お寺を<貴船神社>など7つ紹介します。神社に参拝しない方がいいタイミング・サインも紹介するので参考にしてください。
目次
京都の行かない方がいい神社・お寺7選!
京都には、美しいお寺や神社が多くあり、パワースポットとしても人気の地です。しかし京都には行ってはいけない神社があることをご存知でしたか。今回は京都の行ってはいけない神社とその理由を紹介していきます。
①貴船神社
貴船神社は丑の刻参りの発祥地といわれています。丑の刻参りとは憎き相手を呪い殺すべく、丑の刻とされる午前2時頃、藁人形に五寸釘をひたすら打つ儀式です。この儀式が貴船神社の奥の奥宮で始められたそうです。
貴船神社に行ってはいけない理由は、この呪いの儀式を誰かに目撃されると呪い手に災いが降りかかると伝えられているからです。また呪いは目撃した人をも襲い、生きて帰れなくなるともいわれています。
「丑の刻参り」は、貴船神社の神様がこの地に来た日時から命名されました。
今では丑の刻参りは禁止しているようですが、神社奥には、数多くの釘の跡が残されているそうです。
京都の貴船神社の呪いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
電話番号 | 075-741-2016 |
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住所 | 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180 |
公式HP | https://kifunejinja.jp/ |
営業時間 | 営業時間:6:00〜18:00 |
②上御霊神社
上御霊神社は別名、心鎮め神社とも呼ばれ、平安時代の桓武天皇の弟、早良親王が祀られています。この神社に行かない方がいい理由は、早良親王が非常に深い恨みを抱きながら亡くなったためです。
当時首都が京都に移る前、藤原種継により一時的に首都は長岡京へと移されました。その後藤原種継は謎の死を迎え、その死に関与したと疑われた早良親王は流刑を言い渡され、その道中で命を落としています。
死因は餓死とも考えられており、早良親王は怒りや悲しみから一切の食事を拒否したそうです。早良親王の死後、平城京での病気の蔓延や自然災害、皇族の死などが起こるようになり、早良親王は祟り神と恐れられました。
この早良親王の心を静めるために京都に上御霊神社が建てられました。早良親王の強い怨念が宿るので、行くには注意が必要かもしれません。
電話番号 | 075-441-2260 |
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住所 | 京都市上京区上御霊前通烏丸東入上御霊竪町495番地 |
公式HP | http://www.kyoto-jinjacho.or.jp/shrine/02/004/ |
営業時間 | 9:00~17:00 |
③下御霊神社
下御霊神社に行かない方がいい理由は、八所御霊と呼ばれる霊たちがおり、多くの病気や災難を呼び起こす存在として恐れられていたからです。
伊予親王、藤原吉子、早良親王を始め計8人の霊は皆不遇の死を遂げさせられました。怒りや恨みは相当のもので、その念は彼らが亡くなった後も影響をもたらすと考えられています。
しかし行かない方がいいといわれる一方で、下御霊神社は不幸を遠ざけたり、病気を治すパワースポットとしても知られています。
また秋に見られる綺麗なイチョウや、落ち着いた雰囲気から地元の人たちにも愛される神社です。
電話番号 | 075-231-3530 |
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住所 | 京都府京都市中京区寺町通丸太町下ル下御霊前町 |
公式HP | https://shimogoryo.main.jp/ |
営業時間 | 6:00~19:30 |
④安井金比羅宮
京都市東山区の安井金比羅宮に軽率に行ってはいけない理由は、そのパワーの強さ故でしょう。恋愛成就や縁切りとして有名な神社です。
縁切り神社とは、切っても切れぬ悪しき縁を断ち切るほどの呪いの力がある神社ともいえます。面白半分で参拝すると神社に集まった負のエネルギーが反響して自分に跳ね返ってくるそうです。
さらには日本三大祟霊のひとり、祟徳天皇が祀られている点も注意しなければいけません。安井金比羅宮は、流刑に処された祟徳天皇が金刀比羅宮で全ての欲を断ち切り、参籠したことから縁切り神社とされたようです。
彼の死後、京都では災害をはじめとしたさまざまな不幸に見舞われたことから、その怨念の力はずっと続いていると考えられています。
電話番号 | 075-561-5127 |
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住所 | 京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70 |
公式HP | http://www.yasui-konpiragu.or.jp/ |
営業時間 | 終日 |
⑤橋姫神社
京都の橋姫神社に行かない方がいい理由は、嫉妬により恋敵の女を呪い殺した橋姫が祀られているからです。
橋姫が恋敵を呪い祈った場所は前述した貴船神社です。橋姫は貴船神社で、恋敵の女を殺すべく自分を鬼神に変えるよう祈りました。貴船の神様はそんな橋姫に、宇治川に21日間浸かるよう命じます。
橋姫は21日間毎日、夜になると髪を角に見立て結い、全身を赤く塗り、松明を口にくわえ宇治川を目指します。やがて鬼女と化した橋姫はとうとう恋敵を手にかけてしまったのです。
橋姫の女としての強い執念や怨念が宿る橋姫神社に参拝しに行く際は、憑りつかれてしまうことのないよう気を付けなければいけません。
電話番号 | 0774-21-2017 |
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住所 | 京都府宇治市宇治蓮華47 |
公式HP | なし |
営業時間 | 9:00~17:00 |
⑥白峯神宮
京都市上京区の白峯神宮には崇徳天皇と淳仁天皇が祀られ、これらの天皇は志半ばで命を落とし、その怨念がいまだ境内に残ると考えられています。
崇徳天皇は平安時代の保元の乱で敗れ讃岐に追いやられてしまいます。京都への帰還を願うも虚しく、最後は讃岐で亡くなってしまいました。白峯神宮は崇徳天皇の無念を弔うべく明治天皇が建てたそうです。
また、奈良時代の淳仁天皇も同じく、淡路島へ追放されてしまいます。こういった悲劇的な話から行かない方がいい神社といわれるのでしょう。
その一方、白峯神宮はスポーツの祈願で有名な場所でもあり、最近ではパワースポットとして人気を集めつつあります。
電話番号 | 075-441-3810 |
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住所 | 京都市上京区飛鳥井町261番地 |
公式HP | https://shiraminejingu.or.jp/ |
営業時間 | 8:00~17:00 |
⑦祟道神社
祟道神社は京都市左京区にあります。参拝に行ってはいけないといわれる理由は、この神社が、祟り神とも恐れられていた早良新王を祀っているからです。
早良新王は周りから陥れられたことで、大変強い恨みや怒りを持ちながら亡くなりました。その後、広まった病気の蔓延や自然災害は、彼の怨念のせいと考えられ、それを静めるために祟道神社が建てられたといいます。
検索すると、京都の怖い神社として名前が出てきたりと参拝は二の足を踏みそうですが、実際に訪れた人からは「とても気持ちが良い神社」との声も聞こえます。
また、境内には病気を治癒させたり、恋愛や美へのご利益に関わるスポットもあります。
電話番号 | 075-722-1486 |
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住所 | 京都市左京区上高野西明寺山町34 |
公式HP | なし |
営業時間 | 終日 |
神社に行ってはいけないタイミング・サインは?
京都にある行かない方がいい神社を紹介しましたが、そもそも神社やお寺に行っていけないタイミングやサインがあります。
夕方以降には基本的には行ってはいけない
午後3時以降はエネルギーが陽から陰へと変化していくタイミングで、それに伴い神様も不在になります。また夕方から悪霊や妖怪が現れると言い伝えられているので、日が暮れ始めたら参拝はしない方がいいでしょう。
神社にお参りしてはいけない 時間について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
体調がすぐれない時は行くのをやめよう
思わしくない身体の状態で境内に入り神様と会う行為は、神様を心配させるだけでなく、神聖さを汚すことにもつながりかねません。体調が悪いときは日を改め、良いエネルギーをまとってから訪れるようにしましょう。
神社から歓迎されていないサインに要注意
体調や時期に恵まれたとしても、神社に歓迎されていないサインが現れたら、その日の参拝は控えた方がいいといわれています。
- 参拝前に雨が降る
- 神社になかなか到着できない
- 参拝者で混雑している
- 急用や邪魔が入る
- 参拝に必要なものを忘れてしまう
上に挙げたサインは一部になりますが、参拝しに行く際に何か妨げになるようなことが発生した場合は、神社に行かない方がいいでしょう。
神社から歓迎されていないサインについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
お参りしてはいけない日を避ける
神社には行かない方がいい日が存在します。神社と相性の悪い日を事前に調べ、しかるべき日に行くことで安心して祈願できますよ。
- 不成就日
- 赤口
- 鬼宿日
- 仏滅
- 忌中
日の吉凶は六曜などの占いを通して判定され、上記のような日は俗に「縁起の悪い日」と呼ばれています。カレンダーに書かれている場合も多ので、参拝の日取りを決める時の目安にすると良いでしょう。
神社にお参りしてはいけない日について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
京都の行かない方がいい・行ってはいけない神社を知ろう
京都の行ってはいけない神社についてその理由や由来とともに解説しました。神社やお寺へ参拝する際の参考にしてください。またこれらの神社を訪れる際は神様を敬い、真摯にお祈りしてくださいね。