低級霊とは?種類や影響・取り憑かれやすい人の特徴・対処法を解説

低級霊とはどのような存在なのでしょうか?この記事では、低級霊の種類や、<金縛り・悪夢>などの取り憑かれると起こることについて解説します。低級霊に取り憑かれやすい人の特徴や対処法・祓う方法も紹介するので参考にしてください。

専門家監修 |占い師 北の隠れ魔女ゆうこ

公式HP ブログ X Instagram
占い師/ヒーラー/スピリチュアルセラピスト
生まれながらの直感と霊感で占いを通してお客様に必要なメッセージを届け、心を癒やしながら悩みを希望に変え、...

公式HP ブログ X Instagram
占い師/ヒーラー/スピリチュアルセラピスト
生まれながらの直感と霊感で占いを通してお客様に必要なメッセージを届け、心を癒やしながら悩みを希望に変え、未来の幸せへと繋げていく「魔女の占い」で活動中。
精神科医療専門職として精神医学や心理学などを学び、心の病と向き合ってきた23年間の経験と、生まれながらのスピリチュアルな霊的経験から得たものを合わせた鑑定やカウンセリング、セラピーが人気。また、カラーセラピスト、パーソナルカラーアナリスト、エステティシャンとして、色や美の側面からも女性をサポートしている。

目次

  1. 低級霊とは?
  2. 低級霊の種類は?
  3. 地縛霊
  4. 浮遊霊
  5. 不成仏霊
  6. 低級霊が憑くと起こることは?
  7. 金縛りにあうようになる
  8. 悪夢を見るようになる
  9. 体の疲労感が抜けない
  10. 運気が低下する
  11. 低級霊に取り憑かれやすい人の特徴は?
  12. ネガティブ思考の人
  13. 波動が低い人
  14. 他人に悪意を持たれやすい人
  15. 低級霊の多い場所に頻繁に行く人
  16. 不潔な人
  17. 汚い空間で過ごしている人
  18. 肉体や精神が弱い人
  19. 信仰心のない人
  20. 低級霊への対処法・祓う方法は?
  21. 家の掃除をする
  22. 塩風呂に入る
  23. 神社でお祓いを受ける
  24. 塩やお守りを身につける
  25. 波動が高い人と一緒に過ごす

低級霊とは?

霊は、大きく分けて低級霊と高級霊が存在します。中でも低級霊は、人に嫌がらせのようなことをしたり、成仏できない苦しみから、生きている人に悪影響を及ぼしたりします。低級霊は命や現世への執着心がとても強いので、関わらないようにすることが大切です。

北の隠れ魔女ゆうこ

高級霊は精神性や波動が高いため、人を助け良い方向に導いてくれます。
しかし、低級霊は精神性や波動が低いため、人を困らせ心身に悪い影響を与えます。低級霊は関わってしまうと厄介なことになるので、今回の記事も参考にしてくださいね。

低級霊の種類は?

低級霊には、いくつかの種類があります。共通しているのは、元々は私たちと同じ生きていた人間だったということです。また、低級霊になるのは、生前か死の直前に強い恨みや憎しみ、後悔などを抱いて亡くなっているということです。

低級霊には関わらないことが大切ですが、そのためにはある程度の知識をつけておく必要があります。ここでは、低級霊の種類について紹介します。

地縛霊

地縛霊は、ある一定の場所に強い思い入れがあるため、その地に縛られてしまっている霊です。長年住んでいた家、一番幸せを感じた場所、逆に一番恨みの気持ちが高まった場所など、その霊の想いが強い場所に地縛霊は居続けようとします。

また、亡くなった場所に居続ける地縛霊もいます。突然の交通事故や災害などで命を奪われてしまうと、死んだ自覚が持てず、その場で彷徨い続けるのです。自殺などの場合も、自分が死んだという自覚が持てず、何度も自殺行為を繰り返す地縛霊もいます。

北の隠れ魔女ゆうこ

自殺行為を繰り返す地縛霊に憑依されると「死にたい」という気持ちが強くなり自殺に引っぱられることもあるので、早めに対処しましょうね。

浮遊霊

浮遊霊は、文字通りさまざまな場所に移動する霊のことです。自分の死を理解できていない、受け入れられていない点では、地縛霊と同じです。ただ、浮遊霊はこの世を彷徨っている中で、同じ波動や想いを持つ他の霊と集まることがあります。

浮遊霊の多くは、恨みや苦しみ、後悔や強い心残りなどを抱えています。こうした波動を持つ浮遊霊は、同じ波動の霊と集まりネガティブな念を増長させます。中には、いくつかの浮遊霊が集合体となって、生きた人に悪影響を及ぼすこともあります。

不成仏霊

不成仏霊は、この世に強い心残りや未練、後悔などを残して亡くなった人の霊です。不成仏霊は、この世への強い執着心があるため、関わると生きている人に大きな災いをもたらします。また、成仏したい一心で生きている人を頼ってくることもあります。

不成仏霊がいつまでも成仏できないでいると、怒りや不満、嫉妬などの気持ちが増長し悪霊になるケースも少なくありません。悪霊になると、取り憑いた人や周りの人たちに悪影響を与えるようになります。

北の隠れ魔女ゆうこ

不成仏霊は自分と似たような思考や同じ波動を持っている人に憑依しやすいです。
自分が誰かに強く執着していたり、恨みを持っている場合は、近くに彷徨っている霊に憑依される可能性が高くなりますので気をつけましょうね。

低級霊が憑くと起こることは?

低級霊の種類が分かったところで、次に低級霊に憑りつかれたり、目をつけられたりするとどのようなことが起こるのか紹介します。おかしいと思うことが続いたら、これらの症状がないか確認してみてくださいね。

金縛りにあうようになる

低級霊が憑いたら起こることの代表的な症状が金縛りです。低級霊は、憑いている人が弱っているときや意識が薄れているときに自分の存在を知らせようとします。そのため、寝ているときやボーっとしているときに金縛りになりやすいのです。

疲れているわけでもないのに金縛りにあう。金縛りにあっているときに恐怖体験をした。何度も金縛りになり不眠になっている。これらのことが起こっているなら、低級霊に憑かれている可能性を考えた方がいいでしょう。

悪夢を見るようになる

悪夢を見るようになるのも、低級霊に憑かれたときによく起こる現象です。悪夢は、ストレスやその日の精神状態、運気の上下などで見ることがあります。ただ、低級霊に取り憑かれたことが原因で見る悪夢は共通した特徴を持っているのです。

たとえば知らない人や場所が何度も出てくる、強い恐怖や不安を感じる、体の痛みや悲しみをリアルに感じる、といった夢を繰り返し見るなら、ストレスなどではなく低級霊が原因の可能性が高いでしょう。

また、夢は見なくても原因不明の不眠になったり、決まった時間に何度も目が覚めるという症状も、低級霊に憑かれた人の特徴とされていますよ。

体の疲労感が抜けない

霊に憑かれると生気を吸い取られてしまい、どんなに休んでも疲労感が抜けなくなります。低級霊に憑かれたことで、霊障や不眠などが頻繁に起こって疲れが取れなくなることも考えられます。また、低級霊が憑くと思考がネガティブになってしまうことも少なくありません。

そのため、常に不安や不満を感じて疲れてしまうこともあります。こうした悪影響のせいで、仕事や人間関係がうまくいかなくなり、さらに疲労感が抜けず苦しい毎日を送ることもあるでしょう。中には、一時的にうつ病のような症状になる人もいます。

運気が低下する

低級霊は、低い波動を持っています。そのため、低級霊に憑かれると波動が下がり運気にまで悪影響を与えます。波動が下がると、物事が上手くいかなくなったり、人間関係に支障が出たりします。

波動が下がると疲れやすくなるので、何をするにも後手に回ってしまい、チャンスを逃しやすくもなるでしょう。こうした影響によって、運気はどんどん低下して日常生活が苦しくなっていくのです。

低級霊に取り憑かれやすい人の特徴は?

低級霊に取り憑かれやすい人には、いくつかの共通点があります。もし該当しているところがあれば、そこを改善することで低級霊に取り憑かれにくい人になれますよ。

ネガティブ思考の人

ネガティブ思考な人は、同じくネガティブな波動を持っている低級霊を引き寄せやすくなります。ネガティブ思考な人とは具体的に、文句や愚痴が多い、感謝の気持ちがない、何でも人のせいにする、自己肯定感が低い、といった人です。

低級霊も、かつては私たちと同じ生きていた人なので、同じ思考の人や似ている考え方をする人に寄って行ってしまうのは当然です。そのため、低級霊が好むネガティブな思考をする人は、低級霊に憑かれやすくなってしまいます。

また、霊に対して可哀想などといったマイナスの感情を持つ人も取り憑かれやすい人の特徴です。自殺や事故などがあった場所では、できるだけマイナス感情を持たないよう気を付けなくてはいけません。

波動が低い人

波動が低い人も、同じように波動の低い低級霊に憑かれやすい傾向があります。波動が低い人とは具体的に、不平不満が多い、相手の立場によって対応が変わる、人や自分を傷つける、暗い雰囲気をまとっている、などの特徴を持った人です。

波動が低いと、ひとつのことに執着しやすい傾向もあるので、不思議なことが起こると必要以上に気にするのも低級霊を引き寄せやすい原因のひとつです。恐怖や不安という感情も、低級霊が好む感情なので、早めに切り替えができないと低級霊が寄ってきてしまいます。

他人に悪意を持たれやすい人

他人を傷つけたり軽視したりする人は、他人から悪意を向けられやすいので、低級霊もそんな悪意に引き寄せられます。他人からの悪意と低級霊が持っている恨みや執着などの悪意は似ています。そのため、悪意を向けられる人は低級霊からも目を付けられやすいのです。

また、不成仏霊などが他人から嫌われている人を、自分を貶めた相手と勘違いして執着し始めることがあります。自分がされたことと似ていることを他人にしている人に対して、低級霊が相手を変えて仕返しを始めるケースもあるのです。

分かりやすい例では、女癖が悪く女性を傷つける男性は、同じことをされて苦しんで亡くなった低級霊の霊障を受けやすくなります。会社で、同僚や後輩にイジメや嫌がらせなどをしている人も同様です。

低級霊の多い場所に頻繁に行く人

低級霊の多い場所というのは、一般的に心霊スポットなどのことを言います。軽い気持ちで何度も心霊スポットに行っていると、低級霊の怒りを買って取り憑かれてしまいます。

また、住んでいる場所や毎日通っている場所に低級霊が集まっていれば、そのせいで悪影響を受けることもあります。自宅や会社などが低級霊の集まりやすい場所になっていると、自分の健康状態や状況次第で取り憑かれてしまうこともあるのです。

不潔な人

低級霊は不浄を好みます。そのため、身の回りを不潔にしている人は、霊に取り憑かれやすくなります。逆に、他の原因で低級霊に憑かれた人が、どんどん不潔になっていくことも多々あります。

今まできれい好きだった人が、急にお風呂や掃除などを嫌うようになるのは低級霊の影響かもしれません。

北の隠れ魔女ゆうこ

不潔になっていく人の中には、低級霊よりも波動の低い動物霊に憑依されてる場合もあります。動物霊は湿気の多い場所や臭い場所、汚い場所を好むため、憑依されるとどんどん不潔になり動物臭までするようになります。

汚い空間で過ごしている人

不潔な人と同様、家や職場が汚い人も低級霊に憑かれやすい特徴です。低級霊は、汚い場所や気が淀んでいる場所を好みます。また薄暗い場所に集まりやすい特徴もあるので、散らかっていたり掃除ができていなかったりする部屋は、低級霊にとって居心地が良いのです。

また、今まで掃除好きだった人でも低級霊に憑かれると家が散らかってきます。霊に憑かれることで疲労感が増し、波動が低くなるので空間をキレイに保つのが難しくなるのは当然ですね。

肉体や精神が弱い人

低級霊は、生きている人の生命力が弱まったときに取り憑きやすくなります。そのため、普段は取り憑かれにくい人でも、体が疲れているときや病気で弱っているときに憑かれてしまうことがあります。

また、精神的に弱い人や一時的にでも気が塞いでいるような時に低級霊に取り憑かれることも多いものです。常に心身ともに健康で居続けることは難しいので、弱ったときに低級霊を寄せ付けない心がけが必要になります。

信仰心のない人

信仰心のない人は、神社やお寺といった低級霊が嫌う場所に行く機会がありません。そのため、低級霊に取り憑かれやすく憑かれた後は悪影響が長期に及ぶことがあります。

信仰心がないと、ご先祖様や神様といった守護してくださる存在との関わりが薄いので、その点も取り憑かれやすい原因になります。特定の神様を信仰していなくても、目に見えない存在に対して敬意を払っていると、低級霊が近寄りづらくなります。

低級霊への対処法・祓う方法は?

低級霊に取り憑かれてしまったかも、と不安になったら、これから紹介する対処法を試してみてください。簡単にできることばかりなので、取り入れられるものからやってみましょう。

家の掃除をする

家を掃除すると低級霊の居心地が悪くなり、憑いている人から離れてくれることがあります。低級霊が憑いていると、体が重かったり気力がなくなったりして掃除をする意欲が湧かなくなっているかもしれません。

しかし、少しずつでもいいので掃除してみましょう。どうしても難しいときは、業者に頼んだり家族や友達を頼ってみるのもいいでしょう。とにかく、一度身の回りを掃除して住空間をキレイにすることが低級霊と離れる第一歩です。

職場などが散らかっている場合は、自分の身の回りだけでもいいので掃除を徹底してみてください。可能なら職場全体をキレイにできると、低級霊が集まりにくくなります。

塩風呂に入る

塩風呂は、霊を祓う強力な効果を持った浄化方法の一つです。低級霊はもちろんですが、生霊などにも効果があるので、定期的に塩風呂に入るのをおすすめします。お風呂に入れる塩は天然塩や粗塩を使います。通常の湯舟に塩を入れるだけなので簡単ですね。

注意点は、塩風呂で使用したお湯は、もったいなくてもすぐ流してください。同じお湯に別の人が入らないようにしましょう。せっかく落とした低級霊や悪い念が、次に入った人に移ってしまう可能性があります。

神社でお祓いを受ける

自分で対処するのが難しい人は、近くの神社でお祓いしてもらいましょう。口コミなどを見ると、除霊をしてくれる神社が見つかることもあります。近くに除霊できる神社がなければ、いつも行く神社で相談してみてください。

お祓いしてもらうのに抵抗があるなら、少し間隔を縮めて何度か参拝に行ってみてください。その際は、他の人には評判が良いのに、あなただけが不快に感じる神社を選んでください。不快に感じているのは、あなたではなく低級霊の可能性が高いのです。

塩やお守りを身につける

神社に参拝した際に、塩やお守りを購入して身に着けておくのも対処法のひとつです。神社によっては、霊を寄せ付けない数珠などもあるので、自分に合ったものを選んでください。塩は、粗塩を小さなチャック付きポリ袋に入れて持ち歩きます。

ただし、塩が変色したり溶けたりするようなら、除霊などに詳しい専門家に相談してくださいね。お守りも同様で、破損するようなら強い低級霊が憑いている可能性が高いので早めに対処しましょう。

波動が高い人と一緒に過ごす

波動は伝染します。波動が低くなっている自覚があれば、波動が高い人と過ごす時間を増やすことで、あなたの波動も上昇します。波動が高い人は、精神的に安定している、笑顔が多い、一緒にいると安心する、などの特徴がある人です。

ただし、低級霊に憑かれていると波動の高い人と過ごすのが苦痛に感じることがあります。この場合は、まず一人でできる波動を上げる方法を試してから、人と接するようにするとトラブルを避けられます。

波動が高い人については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

波動が高い人の特徴15選!波動が低い人の特徴や高いと起こることも紹介

低級霊について知ろう

低級霊について理解が深まれば、それほど恐れる存在ではなくなります。少しでも不安を感じたら、早めに対処すれば執着されることもありませんし、悪影響も最小限で抑えられます。低級霊が近寄ってこないよう、心身ともに健康に過ごしてくださいね。

関連する記事