三峯神社に行くと人生が変わる？憑き物落としの効果が大？ご利益の体験談も

三峯神社の入口には不思議な形の三ツ鳥居があり、ニ匹のオオカミが参拝者を迎えます。全国でも珍しい鳥居ですが、なぜこの形になったか理由は定かではありません。しかし、一礼して鳥居をくぐればご利益が3倍になるといわれています。

江戸時代中期には、仁王像が鎮座していたため「仁王門」と呼ばれていました。明治の神仏分離令により仁王像は取り除かれ、今は随神門とその名を変えています。参拝者はその門を越えると不思議な感覚を覚えるといわれています。

寛政12年（1800年）に、漆塗りの美しい拝殿が建てられました。拝殿には極彩色の龍の彫刻があり、参拝者を見下ろしています。2012年には、拝殿前の石畳に赤い目の龍の姿が浮かび上がる現象が起こり、近年も龍にまつわる不思議な体験が報告されています。

拝殿の後ろに佇む本殿には、御祭神の伊弉諾尊（いざなぎのみこと）と伊弉册尊（いざなみのみこと）が祀られています。三峯神社に夫婦和合の強いご利益があるのは、この夫婦神が理由のひとつです。本殿は寛文元年（1661年）に建立されました。

三峯神社では、日本書紀に登場する神である国常立尊（くにとこたちのみこと）を祀っています。諸説ありますが、国常立尊が使いのオオカミであるという説も見受けられます。國常立神社建立の経緯は不明ですが、三峯神社と縁のある神様であることは間違いないでしょう。

妙法ヶ岳（標高1329m）の山頂には奥宮と呼ばれるパワースポットがあります。奥宮には、歩いて1時間程度で到着可能です。登山道を通る必要があり、5月3日～10月9日までの開山期間内でなければ参拝できません。

境内にはヒノキとモミの木が寄り添うように生えた「えんむすびの木」が生えており、この場所も人気のパワースポットです。参拝者は、紙に縁を結びたい人の名前を書いて祈願できます。お祈りの後は、縁結びおみくじで恋愛運を占えますよ。