石上神宮のスピリチュアル的な歴史やご利益!不思議体験談や逸話も紹介
石上神宮のスピリチュアル的な歴史やご利益を知っていますか?この記事では、石上神宮のスピリチュアル的な歴史やご利益・不思議体験談を紹介します。石上神宮のパワースポットや参拝方法、お守り・アクセスも紹介するので参考にしてください。
目次
石上神宮とは?祀られている神様や歴史は?
日本で古来より存在している石上神宮(いそのかみじんぐう)。歴史が古いこともあり、スピリチュアルなパワーや不思議な力を持つ神宮といわれています。また、そのはじまりは伊勢神宮よりも前だともされているのです。
まずは、石上神宮の神様やスピリチュアルな歴史について見てみましょう。
石上神宮の歴史
石上神宮(いそのかみじんぐう)は龍王山の西の麓、標高266mの布留山北西麓の高台に鎮座する神宮です。そのはじまりは第十代崇神天皇7年の頃。天皇の勅命(命令)によって宮中にある神剣韴霊と十種神宝を、大和国山辺郡石上邑に移したことがきっかけでした。
天皇の勅命を受けて行動したのが物部氏の祖先・祖伊香色雄命(いかがしこおのみこと)です。石上神宮は天皇が大切に扱っていた、神剣韴霊と十種神宝を祀ったことでスピリチュアルな歴史がスタート。なお、石上神宮の歴史は伊勢神宮よりも古いといわれていますよ。
祀られてる神様
石上神宮に祀られている主祭神「布都御魂大神」「布留御魂大神」「布都斯魂大神」の3神を紹介します。布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)は、国土を平定した神剣・韴霊(ふつのみたま)に宿る御霊威を称えるために付けられた名称です。
韴霊とは古事記や日本書紀の国譲りで登場する武甕雷神(たけみかづちのかみ)が持っていた剣のこと。神武天皇をスピリチュアル能力で助けた功績を称えられ、神武天皇の即位後に宮中に祀られていました。
その後、第10代崇神天皇の勅命によって現在地に移され、主祭神として祀られています。次に紹介する布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)は、天璽十種瑞宝に宿る御霊威を称えるために付けられた名称です。
天璽十種瑞宝は、天津神(あまつかみ)から饒速日命(にぎはやひのみこと)に授けられた十種の神宝のこと。亡くなった人をも蘇らせる不思議なスピリチュアル能力がある、といわれています。
最後に紹介する布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が使用した剣のことです。八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した天十握剣(あめのとつかのつるぎ)に宿る御霊威を称えるためにこの名が付けられました。
このように、石上神宮には布都御魂大神・布留御魂大神・布都斯魂大神という不思議で強力なスピリチュアルパワーを秘めた神宝が主祭神として祀られています。
石上神宮にまつわるスピリチュアルな逸話は?
かなり古い歴史を持つ石上神宮には、スピリチュアルな逸話がたくさん残されています。ここでは、石上神宮にまつわるスピリチュアルヒストリーを解説。圧倒的な存在感に触れてみましょう。
日本最古の神宮
石上神宮は日本最古の神宮として認められています。なぜなら、第10代天皇・崇神天皇(紀元前91年頃)の頃の記録に記されている神宮だからです。天照大御神が祀られている伊勢神宮も、2000年以上の歴史を持つ神宮といわれています。
しかし伊勢神宮の場合、その創建は第11代天皇・崇神天皇(紀元前4年頃)の頃とされているのです。上記の事実が判明したため、石上神宮は日本の歴史上、最も古いスピリチュアルな神宮として扱われるようになりました。