恐山に行ってはいけない人の特徴10選!理由や注意点・言い伝えも
恐山に行ってはいけない人がいるのを知っていましたか?この記事では、恐山に行ってはいけない理由や行けない人の特徴を10個解説します。恐山のイタコについてや行くときの注意点・アクセスも解説するので参考にしてください。
目次
- 恐山とは?
- 恐山の歴史
- 恐山に行ってはいけないと言われる理由は?
- ①霊的パワーが強く心霊現象が起こるとされている
- ②死者の魂が集まるという言い伝えがある
- 恐山に行ってはいけない人とは?
- ①霊感が強い人
- ②軽率な気持ちで行く人
- ③謙虚な気持ちのない人
- ④不安やストレスを抱えている人
- ⑤服装が軽装の人
- ⑥霊や念を怖いと感じる人
- ⑦マナーや礼儀に欠ける人
- ⑧信仰心の薄い人
- ⑨やたら物に触りたがる人
- ⑩ペット同伴の人
- 恐山に行くときの注意点は?
- 風車は持ち帰らない
- 冬は閉山しているので注意する
- 硫黄臭が嫌いな人は行かない
- 神聖な気持ちで訪れる
- 恐山に行った人の体験談は?
- ①恐山「宇曽利山湖」の不思議体験
- ②どこからか視線を感じる体験談
- ③神秘的な空間「恐山温泉」
- 恐山の見所・人気スポットは?
- イタコの口寄せ
- 地蔵殿
- 136の地獄巡り
- 恐山のアクセス・買えるお守りは?
- アクセス
- 買えるお守り
恐山とは?
恐山とは本州の最北端、青森県下北半島の中央部に位置しています。しかし恐山という単独の山はなく、火山活動でできた外輪山に囲まれたカルデラ地形全体を総称して恐山と呼んでいます。
恐山は正式名称を「恐山菩提寺」という、日本3大霊場に数えられるれっきとした寺院です。しかも外輪山に囲まれた広大なカルデラ地形全体が、恐山菩提寺の境内とされています。
恐山には、荘厳な寺院の建物のほか、火山活動で形成された美しいカルデラ湖や、今も火山性ガスを噴き出す岩だらけの荒涼とした地形が広がっています。まさに地獄と極楽が同居しているような景観が特徴的な、全国でも類を見ない特殊なお寺です。
そんな恐山には、行ってはいけない人がいると言われています。その理由には、スピリチュアル的な意味のほか物理的な要因もあります。今回は恐山の歴史と言い伝えや名前の由来、行ってはいけない人とその理由などを詳しく解明していきます。
恐山の歴史
恐山は862年(貞観4年)、天台宗の開祖「最澄」の弟子である円仁(慈覚大師)によって開山されたと伝えられています。また、カルデラ内の最高峰である宇曽利山(うそりやま)に、円仁が「恐山菩提寺」を創建したのが始まりです。
宇曽利山(うそりやま)が、後に「おそれやま(恐山)」に転化したのが恐山の名前の由来です。1457年に1度閉山しましたが、1530年に再び開山されました。以来多くの人が霊場として訪れ、現在では心霊・観光スポットとなっています。
恐山に行ってはいけないと言われる理由は?
恐山には行ってはいけないとよく言われるのは何故でしょうか。それは「恐山に行ってはいけない人」がいることも要因の一つですが、遊び半分の軽い気持ちで入山してはならない、と戒めているとも言えます。それでは恐山に行ってはいけないと言われる理由を説明します。
①霊的パワーが強く心霊現象が起こるとされている
恐山は古くから霊山信仰の山として知られ、あの世とこの世を繋ぐ場所とされています。そのため霊的パワーが強く、心霊現象が起こることがあるので、行ってはいけない人がいると言われるのです。
また、神秘的な水と白砂で美しい「宇曽利山湖」、地獄のように荒涼とした「賽の河原」に温泉などの観光スポットがたくさんあります。ただし、観光気分で入山すると、恐山の強い霊気で心身にダメージを負うことがあるので、行ってはいけない人が存在するとされるのです。
②死者の魂が集まるという言い伝えがある
恐山は死者の魂を鎮める場として古くより信仰を集めてきた霊場です。そのため死者の魂が集まるという言い伝えがあるため、行ってはいけない場所と言われています。
しかし恐山の死者の魂が集まるという伝承の真意は、死者を崇め供養するため、あの世と霊的に繋がりたいと願う信仰の表れです。
恐山に行ってはいけない人がいると言われる真の理由は、訪れる人を怖いと感じさせるためではありません。先祖や死者を敬わない人や遊び半分で訪れる人を戒め、そうした不敬者を近づけないためと解釈するのが正しいのかもしれませんね。